通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

<<一覧に戻る 通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

受講生49

(1)試験会場到着から試験室入室までの手順

12:00 6号館一番端の入口のエレベータで順次6Fの受付に。大きな階殿教室に番号順に着席させられた。 女子大の教室のせいか、かなり窮屈。黒板には机上にある 「注意事項2」が書かれ{携帯電話等の~~}トイレに行きたい人はグループで誘導され {その際携帯電話は机上に残しておくように指示された。}
12:30? 注意事項のアナウンスの後別の大教室に移動。グループ単位で名前を点呼された後、別のフロアの4つ並んだ席に。そのあと面接部屋{廊下に面して二つある}の前で各自待機。(13:30?)
13:40?私の前の若い女性が退室した後、ずっと待たされる。(協議中か?)3回ぐらい係員がガラス窓ごしに見たが承諾せず、3~4分後に入室の合図。
係員がドアを開けてくれ入室“Good  Afternoon!”と入って挨拶をすると J”Please put your bags on thus seat and have a seat please” とか言われ、その通りにして着席すると、

(2)試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

外国人:50代以上の少しやせ形の女性。服装は地味ではないが、女子高のエライ先生が引退したような感じ。発音は少ししか発言しないが聞きやすい。多分USか加州物静かで優しい感じ。
日本人:40~50代 ガイドのベテランという感じなのに事務的な態度。

(3)自己紹介等のウォーミングアップのやり取り

N:”What is your name and where do you live?” と言われたので、
A:”I’m_________.  I live in ______ Ward.”

(4) 通訳の日本文

直ぐにJが通訳文を読み上げる。
「日本で交通システムを使う場合、ICカードが便利です。~~」
以下、略。

(5)英語訳の再現

”When you use Japanese  transportation system, (an--と言ったか不明)IC card is convenient.  If you charge  (言いながら他の言い表し方がなかったか?と迷う)some sum of money, it is available to most of transportation system such trains and busses.” と言ったところで、”That’s all. Thank you !” と言ったら「意外」というような顔をされた。 (きっと後半部分が大抜けだったのだ!(泣))

(6)プレゼンテーションの三つのトピック

すぐにNが傍に来て、3枚のカードを渡されました。最後の1枚を選択しましたが、他のトピックは忘れてしまいました、

(7)選択したトピック

「鎖国について」

(8)プレゼンテーションの再現

(カードを選択すると すぐJが「タイトルも英語でお願いします。」と言ったので)
“Let’s me talk about ‘Sakoku’ Closing Country.” と言っておきながら、Isolation Policyがよかったか、と思いましたが言い直しをせず、 “In the beginning of 16th Century (本当は17世紀なのに最初の禁教令は16~年だったと頭の中で探していたので16世紀といったかもしれません) Japan closed door to foreign countries, because it is thought that using Christian missionaries Western countries conquer , colonize Japan. So, the Shyogunate government exiled missionaries and Christians and limited the trade to both countries, China and Netherland at a secluded (?) area Dejima, Nagasaki.  This had continued over two hundred years until Japan opened the country in the middle of 19th Century.”  Thank you .” と言うと
N:“Meiji?” (「明治時代ですね 」と言う感じ)

(9)Q&Aのやりとりの再現

N:(それから、キリスト教徒はどうなりましたか?)
A:”They were oppressed bitterly, and were ordered to choose which , deaths or exiled or turn to Buddhist, But after the new government opened country in the middle of 19th century, when a church was built, some Japanese came to there and confessed that ”We are Christians . We have secretly followed the belief and practiced rituals.”
そしてもう一つの質問
N:Were the exiled Christian happy?”
A:  “Oh no, They were not happy.”  ここで十数年前聞いた「ジャガタラ文」のことを思い出し, “ There is a letter from a girl who was exiled to Indonesia, It said ‘I’m now home sick. I want to come back Japan, but I can’t. I’m very sad.’  It’s a sad letter.” と言うと、
N:“Thank you that’s all for today.”
これで8分は短すぎると、呆然としました。

(10)日本語での質疑応答の有無

ありませんでした。

(11)試験終了後のやり取り

立ち上がって” Thank you for the interview.
と言ったらJはびっくりしたような顔をしていたので、Jに向かって頭を下げて「有難うございました。」と言って退出しようとすると
N:”Enjoy this afternoon !” といわれる言葉が別れの挨拶のように感じられたが、“Thank you!” と言ってドアに向かうと係員がドアを開けてくれました。

(13) 全体を通しての感想など

試験内容などについては何も言えませんが、試験会場の方も前の年からずいぶん洗練されたという感じで滞りなく行われているという感じです。ただ遅い時間に受験された方々が解放された時間はずいぶん遅いのでは、と思いました。時節柄暗くなっていて、寒い日で したから、終了時間を知らせてくれたのは良かったと思いました.(実際に仕事をするとそうはいかない場合も多々あるでしょうが。。。)
さて自分の場合では、とにかく年甲斐もなくアガルのは、練習をしていない自分を「よりよくみせたい。」というところがあるのだと思います。練習ができなかったのは折悪しく親類間の問題で時間管理が出来ない、というのもあるのですが、平常心を養うのに座禅でもしては。[している方々に失礼かもしれませんが]と思ってしまいます。 十分にやった、という思いがなくて、これからどうするか、考えられません。 2年近くお世話になったダン先生、曽根先生はじめ、先生方、とんちんかんな私を親切に教えてくださった田中先生はじめ、事務所の皆さんにも感謝こそあれ、本当は申し訳ない気持ちでいっぱいです。 特に最後の模擬面接では準備不足、と落ち込んでいたのをダン先生の上手な授業で明るい気持ちになって救われた思いがしました。

言い訳がましいところがあって、申し訳ありませんが、思い出すままを綴りました。
何か御校の参考になるか、自分の反省になるか、とすれば幸尽です。 

ページトップに戻る

次の受講生のレポートを読む>>