通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

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受講生74

(1)試験会場到着から試験室入室までの手順

試験室の前の椅子に座って待っていると、外国人試験官が扉を開けて、英語で中に入るように言われ、入ったところで、カバンを後ろの机の上に置くように言われたので、カバンを置き、着席。外国人試験官からリラックスして、と言われる。

(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

外国人:30代くらいの男性
日本人:40代くらいの女性

(3) 自己紹介等のウオーミングアップのやり取り

日本人試験官より英語で、名前と住んでいる場所を聞かれる。

(4) 通訳の日本文

現在日本で使用されている文字に表音文字であるひらがなとカタカナがあります。これらの文字は2世紀から3世紀に中国から伝わった表意文字の漢字の一部を抜き出したり、簡素化して作られました。
(他の人のレポートを見た上で書いています。)

(5) 英語訳の再現

日本人試験官が比較的ゆっくり文章を読んでくれたので、メモが結構とれたのですが、それが結局あだになりました。途中、ひらがなとカタカナが2、3世紀に伝わったと通訳してしまい、言いながら間違っていると思ったのですが、結局、それを言い直すべきかどうか判断がつかず、結局そのままにして次に進んでしまって、後はぼろぼろになってしまいました。時間があったので言い直してもよかったかもしれませんでした。わかってはいたのですが、しっかりと主語と動詞だけは頭に思い描き、一つの主語と動詞だけのシンプルな短い文で言うべきでした。こんなことならば、ひらがなとカタカナについて、日本文とは関係なく、自分の知っている知識を言った方がよっぽどよかったような気がします。

(6) プレゼンテーションの3つのトピック

ハッピーマンデー、黒船、北陸新幹線

(7) 選択したトピック

北陸新幹線

(8) プレゼンテーションの再現

北陸新幹線は来年の3月に開通し、東京と北陸が短い時間で行けるようになる。
北陸地方は、冬は雪が降って、スキーやスノーボードができる。夏は涼しく、天気が良い。穀倉地帯で良い米や酒ができる。
観光の中心地は金沢で、三名園の一つである兼六園がある。
という感じで、2分ですと言われたところで終わりました。
Q&Aの時に思ったのですが、私は北陸に新潟も入れて考えていたのですが、よく考えれば、上越新幹線がすでに走っている新潟を北陸に入れるべきではなかったと後悔しています。

(9) Q&Aのやり取りの再現

外国人試験官から
N: 私はお酒が好きなんだけど、北陸にはどういうお酒があるのですか。
A: たくさんの醸造所があるが、特に新潟の久保田などは有名です。
(ここで新潟のことばかり言うのはどうかと思い始める)
Q: そこは金沢から近いの?
A: (そう聞かれるよなと思いつつ)同じ日本海側なので近いです。(本当はそんなに近くないかもしれませんが)
Q: 兼六園以外に金沢の見どころは?
A: 金沢城や城下町、古い街並みが残っています。

という感じで、あっさりと終了しました。

(10) 日本語での質疑応答の有無

ありませんでした。

(11) 試験終了後のやり取り

ありませんでした。

(12) 終了後、退出してから解散までの手順

ありがとうございました。と言って、退出しました。

(13) 全体を通しての感想など

全体的に和やかな雰囲気で途中は笑いも出るような感じでした。ただ、通訳パートがぼろぼろになってしまい、それが最後まで影響してしまって、ダメだと思いながらやってしまったので、ちょっと集中できませんでした。プレゼンテーションでも新潟のことを一生懸命話してしまうなど、内容もあまりよくなかったように思います。とにかく、これは授業を受けている時から思っていたことですが、日本の知識も英語力も通訳案内士としてお客様を案内するにはまだまだであると痛感しました。これからも勉強を続けていきたいと思います。

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