通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

受講生3
(1)試験会場到着から試験室入室までの手順
武蔵大学で受験しました。
12:55 集合でB1の大きな部屋に集合
13:55 係の指示に従って、エレベータで上階の小さな教室に移動し、番号順に着席。黒板の注意事項:通信機器の使用は×。電子を含む辞書は使用可。ドリンクのみ可。トイレに行くときは挙手して係員が同行。携帯を持っていないことを確認されていました。
14:20 グループ単位で呼ばれて席を立ち、面接部屋に移動。 各部屋の前に椅子が2席(待つ人用)あり、一人ずつ各部屋の前に配置される。係の人から、「中の試験官から指示があったら入ってください」と指示有り。 廊下がもの凄く寒くて、体が縮こまりました。
14:25 日本人の方がドアを開けてくださり、 英語で説明を受けた。教室には J:「Please put your bag on this seat and have a next seat please」のような英語でした。(2席あって、手前にかばんを、その横に座れ、と理解) そのあと日本語で、通訳についての説明がありました。J:「これから私が日本語で話す文章を聞いて日本語に訳してください。横に筆記用具があるので、メモを取っていただいて構いません。通訳は1分程度でお願いします。」そのあとすぐに日本語が始まりました。
(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍
外国人:40代くらいの男性(国籍は不明:わかりやすい英語、物静かで丁寧な印象。)
日本人:40代くらいの感じのいい優しい女性。最初から最後まで態度変わらず。
(3) 自己紹介等のウオーミングアップのやり取り
J: What is your name? と言われ、I am________.と返答。そのあと、生年月日と居住場所を聞かれました。
(4) 通訳の日本文
ごめんなさい。はっきり覚えておりません。日本の神社は山や森を奉る特徴があり、参道には荘厳な雰囲気がある。といったことが聞かれました。
(5) 英語訳の再現
最初の文章は的確に訳すように努めました。(覚えていないので恐縮ですが。)
(6) プレゼンテーションの3つのトピック
1.新撰組 2.日本の野生生物 3.お茶漬け
(7) 選択したトピック
お茶漬けについて
(8) プレゼンテーションの再現
お茶漬けを英語で説明と言われたので!えっ、思いました。正確に言えなかったので、ボールにいれたごはんにお茶かお湯を注いだものと答えました(あとでだしも言えばよかったと後悔)。作り方が簡単で、その後、たらこや鮭や梅干しを乗せるとか、タンパク質があるけど低脂肪とか、飲みすぎた後に良いとか答え、身近な話をと思い、子供の夜食にも良いと言いかけたところで時間切れになりました。
(9) Q&Aのやり取りの再現
もう一度、お茶漬けにのせるものを聞かれたので、通じていなかったのかとがっくりしましたが、努めて明るく繰り返しました。
何に入っているかと聞かれて、瀬戸物のお椀か漆器に入っていると答えました。
どのくらい昔から、日本人はお茶漬けを食べていたかという質問が来たので、よくわからなったのですが、しったかぶりで江戸時代くらいからで、その当時は冷蔵庫がなくて、ご飯を毎食前に炊かなかったので、普通の人たちが食べていたと聞いています、と勝手に作りました。
(10) 日本語での質疑応答の有無
ありませんでした。
(11) 試験終了後のやり取り
ありませんでした。
(12) 終了後、退出してから解散までの手順
ありがとうございました。今日はこのようなプレゼンの機会をいただきありがとうございましたとお礼を言って、ドアを開ける前にもう一度笑顔でお礼を言い、出ました。外国人の先生が、See youと言ってくださったので、もしかしたら落ちてしまっているかもしれません。
(13) 全体を通しての感想など
プレゼンで、選んだテーマを英語で言ってくださいと言われ、あせり、ちゃんと答えられませんでした。あとで、野生生物を選んだら、もっといろんなことが言えたのに(あとで考えたら生物学は私の専門分野でした)。大きくのしかかる反省点です。今回だめでも、また来年頑張ろうと思います。決断力の無さが敗因です。
最後になりましたが、曽根先生、ネイティブの先生、CDでしたが江口先生、そして二次試験でお世話になった現役ガイドの先生方、CELのスタッフの方々に心からお礼申し上げます。落ちてしまった場合は私の無力の一語につきますが、CELの資格取得だけでない、素晴らしい指導方針は、私の中で今までで最高です。受かっても落ちても今後ともよろしくお願いいたします。