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通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

受講生4

(1)試験会場到着から試験室入室までの手順

 朝5時半起床。朝食、化粧、着物の着付けをしてから、リハーサルをする。着物で朝8時半出発。朝9時に美容院予約し、夜会の髪型にしてもらう。
 10時25分集合。受付では、「一度受付を済ませると絶対に戻れなくなる」「飲み物も買いに行けなくなる」と言われ、10時10分に着くものの一旦1階のロビーへ戻り、自販機でカフェラテを買い、CELの二次試験対策冊子のEを使ってリハーサルをする。締切直前に受付に戻り、受付を済ませ、初めの待機室へ。ここから先は、携帯電話を切らなければならない。使用した受験者は失格となる。隣の人との会話も不可。でも飲み物の摂取は可。参考書、辞書も使用可。トイレに行くときは挙手。行く時は係員が監視している。受験者はそれぞれ「22-(3)」といった番号札を配られる。グループ単位(10人)で呼ばれて補助員の指示に従って、教室をいくつか移動し、それぞれの教室で番号順に席に着く。グループ単位で呼ばれて席を立ち、番号のついた面接室に移動。番号札のとおりの番号の面接室になる。
 1、2分で日本人の試験官がドアを開けてくださり、"Please come in." 当日私は着物でしたので、日本人試験官も外国人試験官も"Beautiful kimono!"という反応。
 自分:"Thank you I like it." 
 N:"Do you have a problem to seat the chair?"
 自分:"No problem."
 J:「これから私が日本語で話す文章を聞いて日本語に訳してください。横に筆記用具があるので、メモを取っていただいて構いません。通訳は1分程度でお願いします」
 だがボードには紙がなかった。そこで外国人試験官が紙をくださる。そのあとすぐに日本語が始まる。


(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

外国人:40代くらいの男性。ゲルマン系? 発音はクリアーだが声は小さい方。物静かで丁寧な印象。
 日本人:40代くらいの背の低い女性。こちらも声は小さい方、物静かで丁寧な印象。

(3) 自己紹介等のウオーミングアップのやり取り

 J: "What is your name?"
 自分:"I am________."
 J:"When is your birthday?"
 自分:"I was born in 1981." あ、December 16thって言うのを忘れた…(汗)

(4) 通訳の日本文

 駅弁は日本の駅で売られている弁当です。それらは地域の食材を利用するなど地域の特色にあふれています。なかには化学反応で温まる仕掛けのある弁当もあります。

(5) 英語訳の再現

 “Ekiben is a lunch box which is sold in station. Local food is used to bento, they are unique. Some bento have a trick chemically to warm instantly." 
最後の単語を言うと同時に"Stop."
 リハーサルしたうえで挑みましたが、曽根先生からは「やっぱり笑顔が足りない」って言われそうな出来でした(汗)

(6) プレゼンテーションの3つのトピック

 1.渋谷スクランブル交差点 2.家元制度 3.のれん

(7) 選択したトピック

 1

(8) プレゼンテーションの再現

 "I will talk about Shibuya Scramble Street. I am accustomed to the scenery, but a lot of people go and come from right to left, left to right is a spectacle for visitors from abroad."

(9) Q&Aのやり取りの再現

 N:"What is the famous for in Shibuya?"
 自分:"There are fashion stores in Shibuya."
 N:"Do you enjoy shopping?"
 自分:"Yes. I enjoy it."
 N:"Which is the different between Shibuya and Shinjuku?"
 自分:"Shinjuku is more business area. Shibuya is a entertainment city."
 N:"Shinjuku is not so interesting city?"
 自分:"Shibuya is more interesting."(この時私の頭の中に浮かんだ地図は新宿の西の方だけ。東には一大歓楽街があったんだけどな…)
 N:"Where is another fashionable are expect Shibuya?"
 自分:"Near Shibuya, Harajuku. There are many fashionable people including
 cosplay."(秋葉原ほどではないにしろ原宿にもそういう人はいるので嘘ではないかと)
 N:"What is cosplay?"
 自分:"Enjoying wear of animation and manga and game character."
 N:"Do you do it?"
 自分:"Yes. I have a wear of game character. Sometimes I wear it."(本当です。あるコスプレ好きの友人から譲り受けたあるゲームキャラの一着です)

(10) 日本語での質疑応答の有無

ありませんでした。

(11) 試験終了後のやり取り

 席を立った時と、退室する前に、外国人試験官に"Thank you very much." 日本人試験官には「ありがとうございました」
 N:"Have a nice day." 自分:"You too. Take care."
終わって見ればあっという間。

(12) 終了後、退出してから解散までの手順

 試験終了後、ハガキでは解散は12時15分の予定でしたが、より早く終わりました。帰る時、試験会場周辺にはいくつかの業界団体の人が競ってビラ配りをしており、新人ガイド研修の勧誘に精を出していました。

(13) 全体を通しての感想など

 CELには二次試験の面接対策からお世話になりました。一次試験の自己採点が悪かったことでしばらくは放置状態。二次試験対策を始めたのは11月に入ってからでした。試験の出来不出来に関わらず、試験が終わったらすぐ今後のことを考えていくのが得策だったと思いました。9-10月までの英語で語る日本事情コースなどを受けていなかった分、他の受験生に比べて多く面接練習をし、その数は12回に上りました。自分なりに力を出し切ったとは思いますが、果たしてあれでよかったのだろうか、という思いもあります。現在は今後のこと、新人ガイド研修、さらなるテキストの読み込みと教材を増やすことを考えています。

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