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通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

受講生24

(1)試験会場到着から試験室入室までの手順

はがきに書いてあった集合時間は15:30-15:55だったが、少し早めの15:00についた。15:30まで1Fの自動販売機etc.があるロビーで待機。15:30ちょうどに「これから受付を開始しますので・・」とアナウンスがあり、飲み物が必要な人はここで買っておくように言われた。その後、エレベータで6F?まで移動し、4列くらいの列にならんで受付を済ませ、その際に番号の札を渡され首からかけるように指示される。その横のホールに移動し、番号が張ってある席に着席。黒板の注意事項:通信機器の使用は不可。電子を含む辞書は使用可。ドリンクのみ可。トイレに行くときは挙手して係員が同行。 携帯を見ている人がいて、すぐに電源を切ってかばんにしまうように注意されていた。
16:00に全体の注意事項を受けたあと、呼ばれた列ごとに移動。廊下を渡って小教室に着き、自分の番号の席に着席して待つ。 その後、話すことは一切禁止されているのでシーンとした嫌な雰囲気の中でひたすら待たされる。トイレに行きたい人はいちいち手をあげて知らせ、その都度、携帯電話は持っていませんね?と聞かれていた。17:20頃ようやく私の列が呼ばれ、室内の廊下側の机の列に移動させられ、それから5分後くらいに廊下を出て、すぐ横にある試験室にそれぞれ一人ずつ待機させられる。廊下にはそれぞれの面接室前のドアのところにひとりずつスタッフがいて、とても緊張感した雰囲気だった。私の前の人は緊張のあまり、私に話しかけてきたり、飲み物を飲もうとしたら、ここでは控えてくださいと注意された。面接する直前の6~7人ずつが呼ばれて面接室の前の椅子に座らせられるシステムは、完全に前の人の面接の声が聞こえてしまうことを防ぐ意図があるように感じた。
そして、中の試験官から指示があるので、ここで待っていてください」と指示有り。
日本人のアシスタントの方が笑顔でドアを開けてくださり、英語でGood Afternoon. 椅子の上に荷物を置いてくださいと言われ、すぐに日本人の女性の方が、名前と生年月日を教えてくださいと言われました。今日はどこから来られましたか。と聞かれました。そして、無駄なやりとりはなく、すぐに「これから私が日本語で話す文章を聞いて日本語に訳してください。横に筆記用具があるので、メモを取っていただいて構いません。通訳は1分程度でお願いします。」そのあとすぐに日本語が始まった。

(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

外国人:40代くらいの男性(インド人のようでした?、ニコニコしてとても丁寧で優しい印象。こわそうな面接官が出てくることを想像していたのでとても嬉しかった。)
日本人:40-50代くらいの女性で、とても物静かな、感じの良い方でした。

(3) 自己紹介等のウオーミングアップのやり取り

名前と生年月日。出身はどこか。

(4) 通訳の日本文

日本の建築は座敷で座った視点に重点を置いています。座敷に座って鴨居と障子に区切られたデザインの空間から庭を見ることは一幅の絵画を見ることに相当し....(あとはよく覚えていません。鴨居とふすまも出てきたのですが、どういう文章だったか思い出せません。)

(5) 英語訳の再現

 

(6) プレゼンテーションの3つのトピック

精進料理、棚田、打ち水

(7) 選択したトピック

精進料理

(8) プレゼンテーションの再現

すみません、自分が何を言ったのかよく覚えていません。ありったけの知識と自分の近くのお寺の精進料理のことばかり話してしまって、きちんとまとめられませんでした。時間も短くなってしまったようで、どのくらい自分が話したのか覚えていません。

(9) Q&Aのやり取りの再現

私のスピーチが短かったせいか、とにかくたくさん質問攻めにあいました。
■東京ではどこで精進料理が食べられるの?
■お寺ではどこでも精進料理が食べられるの?
■精進料理はいつ頃からポピュラーになったの?
■お寺の僧侶は自分で精進料理を作るの?
■あなたは精進料理を作りますか?
■私は初めて日本に来たんだけど、どんなお寺で精進料理を食べられるの?またどうやって探せばよいの?

最後はタイムアウトになり、日本人のアシスタントの方に、この辺で時間ですと言われてしまいました。

(10) 日本語での質疑応答の有無

ありませんでした。

(11) 試験終了後のやり取り

Thank you very much.とお互い言って終わりました。

(12) 終了後、退出してから解散までの手順

もう一度、Thank you for your time. ありがとうございました。とお礼を言って部屋を出ました。

(13) 全体を通しての感想など

最後の時間帯の試験だったので、緊張した時間が長すぎて疲れ果ててしまって、しかも試験会場の厳しく重苦しい雰囲気にとても疲れてしまいました。逐次通訳やプレゼンのテーマも、働きながら片手間でちょっと勉強しているくらいではとても太刀打ちできないと感じました。特に、逐次通訳は文章が長くて、読むスピードも普通の速さで、私にはとても訳せるものではありませんでした。
せっかく試験官の方たちがとても感じの良い方たちだったので、もっとこちらがきちんとした受け答えができればきっと素敵な楽しい時間になったと思うのですが、今の私にはそこまでの実力がなかったから仕方ないと思っています。
通訳ガイドという仕事に本当につきたいという気持ちがなければ、この資格は受けないほうがよいとはっきりわかりました。今回私は、正直言って、この資格が取れたらもうけもの...のような気持ちがあったので、その気持ちが試験の結果にはっきりと出てしまった気がします。

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