通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

受講生30
(1)試験会場到着から試験室入室までの手順
面接試験室の前の椅子に座るように係員から指示があった。トップバッターだったため、すぐに中から日本人試験官から、名前を呼ばれ扉を開けてくれた。そのまま入室。荷物を椅子の上に置くよう日本語で指示あり。
(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍
外国人試験官:30代後半女性(おそらくUS)
日本人試験官:50代男性
(3) 自己紹介等のウオーミングアップのやり取り
英語で日本人試験官から、氏名、住所、生年月日を教えてくださいと言われる。回答後すぐに通訳パートへ。
(4) 通訳の日本文
「日本の家電量販店の製品は、品質が高く海外で人気が高い。そのためお土産に向いている。また外国の客に対応するために、外国語を話せるスタッフを採用している」
※こんな感じのニュアンスの問題でした。
(5) 英語訳の再現
覚えておりません…。申し訳ありません。
(6) プレゼンテーションの3つのトピック
風林火山 漆器 田んぼアート
(7) 選択したトピック
漆器
(8) プレゼンテーションの再現
しどろもどろだったので、英語は覚えていませんが、工芸品は日本で江戸時代に盛んになった。 大名が収入を得るために奨励した。
漆器は漆を塗ることで抗菌になる。漆器は味噌汁の器、トレー等に使われる。 輪島塗が有名。高いけど品質が良い。
の流れで説明しました。
※おそらく1分の合図はありませんでした。2分以内に自ら終了しました。
(9) Q&Aのやり取りの再現
東京で輪島塗を買うことは可能か?
→青山で買える。
輪島塗はいくら?
→物によるが1万円から2万円くらい。
日本円だとわからないからアメリカドルで教えて?
→100ドルくらい。
予算オーバーだ。他に安いお土産ある?
→浅草に行けば、典型的なお土産、例えば扇子や浴衣が買える。
浴衣は安いの?
→5000円くらいで買える。
東京のお勧めの観光地は?
→神社が好きなら、明治神宮が良い。都心にあるけど緑が多くて神聖だ。
なぜ神聖なのか?
→明治神宮は今上天皇のおじいさまが祀られているから。
日程が少ないため、東京以外の観光地を教えて?
→鎌倉。東京から電車で1時間以内で行ける。高徳院の大仏がある。雨の日は、明月院の紫陽花が有名。
鎌倉のお勧めの食べ物は?(ストリートフード的な)
→肉まん。(肉まんの説明がいまいちだったため追加で)鎌倉なら精進料理が有名。
精進料理とは?
→Vegetarian meal。禅宗の寺がたくさんあり、精進料理がだされる。
最後の質問は、鎌倉への移動時間に関する質問だったが、意図がよくわからなかった(前半部分で答えているため)。そのため聞き返そうと思ったが聞き返さず、日帰りもできるし、もちろん宿泊も可能と回答。
(10) 日本語での質疑応答の有無
ありませんでした。
(11) 試験終了後のやり取り
ありませんでした。
(12) 終了後、退出してから解散までの手順
待機室に移動し、全員が終わるまで待機。
(13) 全体を通しての感想など
試験官は優しそうな人だった。リアクションは大きかったのに、わざと声を小さく、早口で喋っている感じだった。
トップバッターだったからか、試験官が不慣れな部分もあり、少しムードがゆるい感じだった。
反省点は多々あるが、CELの授業のおかげで大きな混乱なく終えることができた。
感謝しております。