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通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

受講生34

(1)試験会場到着から試験室入室までの手順

15:30-15:55 集合で大きな部屋に集合 (この時間帯に受付を済ませるよう事前のハガキに指示有。) 外出不可。水分の確保、お手洗いを済ませておいて正解でした。
16:00 係の指示に従って、エレベータで6階の講堂のような大きな教室に移動し、番号順に着席。黒板の注意事項:通信機器の使用は×。電子を含む辞書は使用可。ドリンクのみ可。トイレに行くときは挙手して係員が同行。携帯を持っていないことを確認されていました。
16:20 番号を呼ばれた人(10人ぐらいの単位)が更に1フロアー下の階に移動。小教室で着席して待つ。番号順に呼ばれるとは限りません、のアナウンスに、緊張感が増しました。 私は○ー△でした。今思えば、どうやら、これは○番の部屋で、△人目の受験という意味だった様です。
16:35 グループ単位で呼ばれて席を立ち、面接部屋に移動。
16:38 各部屋の前に椅子が2席(待つ人用)あり、一人ずつ各部屋の前に配置される。係の人から、「中の試験官から指示があるので、ここで待っていてください」と指示有り。
16:40 J試験官の方がドアを開けてくださり、Native役試験官より英語で説明を受けた。  
N: Please put your bag on the seat and have a next seat pleaseのような英語でした。
椅子は3脚あり、一番奥の椅子に筆記用具が置いてありました。
そのあと日本語で、通訳についての説明がありました。
J:これから私が日本語で話す文章を聞いて日本語に訳してください。横に筆記用具があるので、メモを取っていただいて構いません。通訳は1分程度でお願いします。
そのあとすぐに日本語が始まりました。

(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

外国人役:40代くらいの日本人女性。 溌剌としていて、笑顔が素敵な方。
日本人:50代くらいの女性。ドアを開けて下さった時は柔らかい印象も、試験中はじーっとこちらを見ていて、緊張感が増しました。

(3) 自己紹介等のウオーミングアップのやり取り

入室後、直ぐに元気よく英語と日本語で挨拶しました。
N: How are you today?に対し、
I’m fine,thank you, but I’m little nervous,I need some big breath、と答えると、
N: Don't worry, you’ll be fine, just relax、と笑顔で応じて下さったので、何となく乗り越えられそうな気持ちになりました。こちらから積極的に働きかけることも大事かと。
J: What is your name? と言われ、I am-----と返答。
J:What date of your birthday?には、 I was born in ------と返答。

(4) 通訳の日本文

日本人は桜が大好き。春暖かくなってくると、一斉に咲き乱れ、それは見事。満開の時期は一週間。散り際の潔さは武士道に通じる。

(5) 英語訳の再現

Most Japanese love sakura,a cherry blossom,very much. In spring, we feel it getting worm and cherry blossoms are full in bloom so beautifully. It lasts for only a week. The sense of beauty of the blossoms gone, is similar to the way of samurai dying in bushi-do. Thank you.
こんな感じで答えたと思いますが、あまり思い出せません。模擬面接では「1分」での練習を意識していなかったので、正直焦り、かなり雑だった印象です。特に最後の一文は「絞り出した」感じで、面接官(二人とも)「ん?」という表情だったのが心残りです。武士道に関して、ワンフレーズで説明を足せたら良かったかなと思います。ーbushi-do,the ethical code of the samurai warriorsー 「潔さ」は思い付くことができませんでした。 noble?

(6) プレゼンテーションの3つのトピック

1.血液型 2.風鈴 3.ハロウィンについて

(7) 選択したトピック

ハロウィンについて
☆30秒で組み立てた内容(筆記用具使用可)
(ハロウィン) 1元々は日本に無い文化←若い人の間で流行←コスプレの影響?←2ポップカルチャー
(観光客目線どこで見れる?) 川崎、渋谷←ニュース番組、中継
因みに、私はこの時間の使い方を自分なりにトレーニングしました。特に注意したのが、「2本の柱」「観光客目線」です。 1はネガティブな印象を与えたら嫌だなと思い、外しました。

(8) プレゼンテーションの再現

最初にどのトピックを選択したのか明確にするよう求められます。(日本語で指示されました)
(まず深呼吸!) Now l’d like to talk about the Halloween in Japan. In these days, a Halloween party is becoming famous among the young people in Japan rapidly. They are enjoying the party by dressed up like a vampire,princess and characters from the anime,an animation, and so on. They have no hesitate to do that because they think the Kosupure,or cosplaying, is cool as a popular culture. In this October, two big Halloween parties were held on the road of Kawasaki and Shibuya town. Those were broadcasted on TV news as well. That’s all from me, thank you.

(9) Q&Aのやり取りの再現

N:Do you think are there any problems to having a party on the road?
Yes, I do. Actually, there was a big amount of garbage on the road after the party in Shibuya. But in the early next morning, some volunteers picked up those garbages and the road was cleaned up. I think we need to learn the good manners to enjoy those parties as well.
N: OK, I see. And how about the economical effects of those parties?
Well, I’m afraid I’m not sure, but I think that some restaurants and shops around there might be happy because it is like a some kind of lucky bonus for them.
N: Have you been there?
Yes. I went Shibuya and , to tell the truth,I also enjoyed cosplaying! (笑)
N: Oh! IS IT TRUE? How was it?
A female Darth-vader.(笑) Can you imagine that?
N: That’s fantastic! I really want to see the picture of you!(笑)
Maybe next time.(笑)
N: OK,so let’s move on to the next question. I’m wondering whether Japanese are understanding what the Halloween is or not. What do you think?
Well, my answer is no. We know just a little bid about the Halloween as a trick-or-treat-day. But as you may know, Japanese are good at making something Japanalized. I mean import something, products,culture for example, from overseas and change them to fit for us.
N: hmm, yes,I do love Japanalized products,too. So would you tell me about other Japanalized culture?
The most famous one must be the Christmas, I think. It seems like for the lovers rather than for families and we have less meanings of religion.
N:Christmas for lovers? I want to hear more, but the time is up.That’s all for today. Thank you.
Thank you very much.

(10) 日本語での質疑応答の有無

ありませんでした。

(11) 試験終了後のやり取り

ありませんでした。

(12) 終了後、退出してから解散までの手順

Thank you for your time. ありがとうございました、とそれぞれの試験官にお礼を言って、ドアを開ける前にもう一度笑顔でお礼を言い、出ました。

(13) 全体を通しての感想など

最後まで二人とも話を真剣に聞いてくれていました。笑顔は絶やさず、目を見て話す&沈黙は禁!は守れたと思います。通訳中も一文ごとにアイコンタクトをするように心がけました。抑揚、ボディランゲージも然り。回答をするたびに、お二人は項目をチェックしていたようですが、気にしない、気にしない!
通訳はまだガチガチだったのですが、諦めず発信し続ける事で口も回るようになり、開き直れました。
プレゼンは3つのカードをもらったときに、2回の模擬面接を受講して本当に良かったと思いました。風鈴とハロウィンについて、他の受講生の方がお話するのを聞くことができた上、自分だったらどう話すか、考える機会に恵まれたからです。最初の模擬面接を受けた後、30秒の有効な使い方のトレーニングが課題と感じました。知人の強力な助けを得て、英語ではなく日本語で、本の柱と観光客目線でポイントをひたすら書き出す練習をしました。2回目にその効果が現れ、先生に褒めて頂いたことが自信につながりました。自分の体験を基に、会話が膨らめばラッキーと思い、ハロウィンを選択。声をあげて笑い合える場面もあり、コミュニケーションという面で、手応えを感じる事が出来ました。正直、通訳の時の自分とは別人の様でした。会話のやり取りが楽しかったので、時間はあっという間に過ぎたように感じました。
1次試験の自己採点で、歴史はギリギリ、一般常識はボロボロだったので、2次の通知が届いた時は嬉しさより危機感を覚えました。合格していたら嬉しいですが、準備不足は否めません。勉強あるのみ!
試験終了後は、更に別の部屋に移動し待機。最後の人が終了して戻ってくるまで帰れず、条件は試験開始前と同じ。16:50には私は終了していたものの、解放されたのが18:15過ぎでした。私は振り返りをしつつ時間を潰しましたが、試験そのものより、待機時間の長さの方がしんどかったです。
CELは駆け込み寺としても門扉を広く開いているので、私のような状況にピッタリでした。紹介をして下さった卒業生の古屋さん、的確なアドバイスと励ましの言葉を掛けて下さった先生方には、大感謝です。
有り難うございました!

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