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通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

受講生36

(1)試験会場到着から試験室入室までの手順

試験場の昭和女子大学に到着すると、入り口、及び控室に到着するまで数人の案内の人がいて迷うことなく控室に到着できました。私は10:00から10:25の受付でした。待っている間にトイレは先に済ませるようにとのアドバイスがマイクで何度がありました。10分ほど前に集合するように連絡があり、エレベーター6階へ行きました。6階で受付をしました。その際に番号札を渡され首からかけるように指示がありました。私の番号○-△でした。控室では机に書かれた番号に沿って着席するよう指示がありました。面白かったのはこの番号の座り方です。私の一番前の人が1-△,その次が2-△,3-△で私が○-△,後ろの人は5-△だったと思います。私の横に座っている人が○-2でしたので、横には○-1,○-2,○-3と座っていたようです。10:30に注意事項が説明され、トイレに行きたい人の問い合わせを数回行った後、縦番号に沿って次の控え室へ順次向かいました。この縦番号での行き方もランダムでした。次の控え室でも暫く待たされて1、面接の準備が出来たころに面接場所へ引率されました。番号に沿って、各部屋の前にある椅子に座るように指示され、暫くしたら中から男性が出てきて私の名前を呼ばれて中へ入りました。笑顔でとの模擬面接で言われていましたので、笑顔でgood morningと挨拶しました。

(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

外国人面接官は女性で年齢は30代くらい。にこやかで、非常にニュートラルな雰囲気の方で、好印象の方でした。城の発音がカースルと発音されていたので、英国人と思われましたが、それ以外の発音は特に英国的な発音は気になりませんでした。
日本人の面接官は男性で、50代前半くらい。こちらの方も非常に穏やかな雰囲気で安心感を与えるような人でした。

(3) 自己紹介等のウオーミングアップのやり取り

名前とどこから来たのかを聞かれましたので、名前と何市、何県を言いましたら、何かを促されたので、趣味のことを話そうとしたら、年齢を聞かれました。最初に年齢も聞かれていたようですが、これを私は聞き逃したようです。とにかく、にこやかに生年月日を言いました。

(4) 通訳の日本文

神戸の灘が日本酒で有名で、日本酒を作るには3点重要な要素があり、美味しい水と、米と杜氏である。このような内容でした。

(5) 英語訳の再現

Nada district, Kobe(cityをいうのを忘れたと思う) is famous for sake, rice wine.
There are three points for making rice wine. One is water. Water is very well.
And rice. Good rice grows. And there is toji, a person who has good technique for making rice wine.内容的には模擬面接より短かかったです。しかし、かなりつたない英語で、いま振り返って考えると、こういえば良かった、ああいえば良かったと後悔しきりです。

(6) プレゼンテーションの3つのトピック

女性の面接官から3枚の紙を渡されました。大奥、流行語大賞、もう一つは忘れました。

(7) 選択したトピック

大奥を選択しました。

(8) プレゼンテーションの再現

江戸時代のお城には大奥という部屋があり、城の奥のほうにある。女性ばかりの場所で、男性でここに入れるのは殿様だけ。綺麗な女性が殿さまに気に入られると奥方がいても子供を産むことがある。奥方は大奥を取り仕切る。また、中には行儀見習いのために大奥で働く女性もいるが、一生大奥で暮らす女性もいる。大体このような内容を英語で話しましたがかなりbrokenな部分があり、どこまで理解してもらえたかは疑問。綺麗な女性の箇所では外国人面接官が笑ったので多少は理解してもらえたかなとは思いますが、後で反芻してみると、もっと気の利いた言い方があったと自分の英語力不足を痛感しています。

(9) Q&Aのやり取りの再現

東京近辺でのおすすめの城があるかと聞かれました。ちょっと考えて、皇居が昔は江戸城であったこと、お城はないが、残された石垣や、門の大きさから、かなり大きな城であったことがわかるという様な事を英語で話しました。
他におすすめの城はと聞かれたので姫路城を挙げましたら、行き方を聞かれました。東京から新幹線で2時間くらいと答え、白い城で漆喰を使用している、白鷺城を呼ばれている。白鷺が羽を広げたような形で大変大きな城。5層、7階の城で城の全てを見るには数日かかる。姫路の象徴である。このような内容を英語で話しました。
こちらも私の英語力不足でbrokenな箇所でありました。これも後で考えるとこう言ったほうがずっと良かったと色々反省しきりです。

(10) 日本語での質疑応答の有無

ありませんでした。

(11) 試験終了後のやり取り

外国人面接官にはThank youといい、日本人面接官には有難うございました。と言って部屋を出ました。あとで考えると外国人面接官にはThank you very muchというべきだったと後悔しています。

(12) 終了後、退出してから解散までの手順

部屋を出ると案内の人から廊下の突き当りのスペースで待っているようにとの指示があり、そこで椅子に座ってしばらく待ちました。同じグループの他の人たちはすでに面接終了して、椅子に座っていました。私が一番遅かったようで、しゃべりすぎたのかなと不安になりました。

(13) 全体を通しての感想など

面接部屋までの誘導、面接が終わってからの誘導等は特に問題ないと思われました。去年は昭和女子大での面接の内容が廊下に漏れて、待っている次の面接者に聞こえたとの批判があったためか、面接官の声が模擬面接のときほど大きくなく、普通に話す程度の大きさでした。面接官の雰囲気の良さが特に印象に残った面接でした。とにかく終わってほっとしています。

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