会員サービス
インターネット授業はこちら

通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

受講生51

(1)試験会場到着から試験室入室までの手順

13:00 大きな部屋に集合し受付開始 (この時間帯に受付を済ませるよう事前のハガキに指示有。)
13:15 係の指示に従って、講堂のような大きな教室に移動し、番号順に着席。黒板の注意事項:通信機器の使用は×。電子を含む辞書は使用可。ドリンクのみ可。トイレに行くときは挙手して係員が同行。携帯を持っていないことを確認されていました。
14:00 番号を呼ばれた人(10人ぐらいの単位)が更に1フロアー上の階に移動。小教室で着席して待つ。
14:10 グループ単位で呼ばれて席を立ち、面接部屋に移動。
14:15 各部屋の前に椅子が2席(待つ人用)あり、一人ずつ各部屋の前に配置される。係の人から、
14:30 時間通りに、日本人のアシスタント?(40代くらい)の方がドアを開けてくださり、 英語で説明を受けた。教室には  J:「Please put your bag on this seat and have a next seat please」のような英語でした。(2席あって、手前にかばんを、その横に座れ、と理解) そのあと名前が聞かれました。
しかし!私の名前と合致する資料が見当たらず、日本人試験官の方が、パニックになり、あわてて廊下に走り、探しに行く。2分くらいで戻り、お互いに緊迫した空気が流れる!
私は「こんな時こそ笑顔!」と必死に笑う!
日本語で、通訳についての説明がありました。J:「これから私が日本語で話す文章を聞いて日本語に訳してください。横に筆記用具があるので、メモを取っていただいて構いません。通訳は1分程度でお願いします。」そのあとすぐにゆっくり日本語が始まりました。

(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

外国人:40代くらいの女性(アフリカ系アメリカ人:ものすごいインパクトのあるドレッドヘアーで優しそうな笑顔、物静かで丁寧な印象。)
日本人:40-50代のきちんとした丁寧な女性。最初から最後までとても優しく、丁寧です。

(3) 自己紹介等のウオーミングアップのやり取り

J: What is your name? と言われ、I am________.と返事そのあと、上述のように私の資料がなく、かなりどよめきながら探しに行く。 戻ってきて再度名前と生年月日を聞かれる

(4) 通訳の日本文

日本の神道では信仰の対象は自然です。参道の両端には森林や森が広がっています。深呼吸して、それらを味わいましょう(といった明治神宮の参道近くにでもいるような内容でした)途中抜けています(もう記憶がないです)

(5) 英語訳の再現

なぜかあまりの緊張でしどろもどろ。。メモも役にたたず3割くらいしかできませんでした

(6) プレゼンテーションの3つのトピック

1.日本の野生動物 2.新撰組 3.お茶漬け

(7) 選択したトピック

お茶漬け

(8) プレゼンテーションの再現

日本人の試験官の方が
選んだトピックを「英語で言ってからスタートしてください」といったので
お茶漬けをいきなり英語で!といわれていたので混乱してしまい
「お茶漬けスープアンドライス」というのが精いっぱい
基本的にはシンプルで人気の食べ物で永谷園という老舗の食品会社がだしているものがあり、インスタントが買えます。家でつくるなら、作り方はご飯にお茶を注ぎ、梅干しや海藻をいれたりして食べます。インスタントならスーパーやどこでも売っていてお土産としてもいいですねみたいなことを簡単に説明。
2人とも「え!もう終わり」みたいな反応・・

(9) Q&Aのやり取りの再現

N:そのお茶づけはどこで食べることができますか、
A:大戸屋を御存じですか?人気の日本食レストランですが、必ず見つけることができますよ 。たくさんの種類の和食を見つけることができます。
N: もともと日本の食べ物ですか
A:はい。小さいころからありましたし、みなさん大好きで、朝、時間の無いときは誰でも作れます。子供でもお年寄りでも。
N: お茶のほかに何のスープを入れるの?
A:(ここで出汁の説明や和食の素晴らしさをすればいいものを!)ただのお湯でもいいですよ。といってしまい。ますます変な方向へいってしまう。
たぶん、試験官は出汁の説明から発展させ、日本食の世界遺産登録の話や出汁を例にして、健康で伝統的な日本食についての説明を期待していたはず、と後で後悔。。.自分でも腹が立ってしまいました。たくさんの助け船を出して下さったのに。なぜかものすごく緊張しすぎていつもの力がだせませんでした。
すかさず最後に、「基本的に何をのせても、大丈夫です、サイドメニューのものをのせてお茶をかけてみれば出来上がりです、しかし旅行者の方はヴィーガンや、ベジタリアンだったり、甘いスープのほうが良かったり、日本茶など渋い飲み物が好きでない方もいらっしゃるでしょうから、自分で自由に味をアレンジできるのも特徴です」と笑顔で言い、あっけなく終了。お茶漬けがどんどん変な方へ迷走してしまい、気づいたら取り返しが聞かない状態に・・

(10) 日本語での質疑応答の有無

ありませんでした。

(11) 試験終了後のやり取り

ありませんでした。

(12) 終了後、退出してから解散までの手順

Thank you for your time. ありがとうございました。とお礼を言って、ドアを開ける前にもう一度笑顔でお礼を言い、出ました。

(13) 全体を通しての感想など

最後まで二人ともとても親切で、こちらのたどたどしい話を真剣に聞いてくれたので、 笑顔は絶やさず、目を見て話す&沈黙は禁!は守れたと思います。
外国人の方はほとんど下を向いて採点が忙しそうでしたが、質問の際は必ず優しく微笑んでくださいました。全体的に難しい内容ではないのにもかかわらず、(和食についてあれだけ練習したのに!)思っていたことが言えず悔しくて脱力してしまいました。
拍子抜けするほどあっという間に終わってしまい、悔しい思いもこみ上げました。これは100%自分の準備不足が原因ですが、なぜあんなに緊張してしまったのか不思議でなりません。直前に資料を読みすぎ、頭が疲労しすぎたのでしょうか。
しかし、1次の試験も良く受かったな~という感じで、2次の練習を始めるのも遅すぎました。なので試験結果は落ちていると思いますが。たぶんこれでいいんです。全体的に付け焼き刃な練習でしたし。
一年かけて英語ももっとブラッシュアップし、実際にいろんな所へ足を運び、本もたくさん読みたいし、研修もたくさん受けてみようと思いましたし、たくさんの課題もたくさん見つけることができましたから。(今までは何ができないかわからない状態でした。だから緊張したんだと思います)
当日は雨で気温も下がり、着なれないスーツで血行が悪くなり、試験終了後も待機が長く疲れました。
最後に。 江口先生や曽根先生から、「2次の準備を早くしなさい」という言葉をたくさん聞いていましたが、今回受験して初めてその意味を痛感しました。合格発表後に文字通り駆け込んだものの、焦るばかりでした。
インテンシブコースは5回受けました。このままCELを卒業するのは寂しいので、(たぶん来年も受験になると思いますので)また色んな機会を見つけてたくさんCELに足を運ぶつもりです。
江口先生、曽根先生、田中先生、スタッフの田中さん、卒業生の方々、研修の根岸先生、スタッフの方々本当にありがとうございました! また様々な機会でお礼を申し上げたいです。
応援してくれた家族にも感謝していますし、40歳過ぎてもこうして勉強に打ち込むことができて本当に幸せなことだなと思います。
ありがとうございました。

ページトップに戻る

次の受講生のレポートを読む>>