会員サービス
インターネット授業はこちら

通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

受講生79

(1)試験会場到着から試験室入室までの手順

15:30-15:55 15:30まで別の建物1Fのロビーで待機。15:30より準備のできた人から、試験会場の建物1Fへ移動。2機のエレベーターで順次6Fの受付へ。受付終了後、受験生が全員入れる教室で待機。受験生は、受験室番号と1番~6番が記載された番号カードを首から下げるよう指示される。黒板の注意事項:通信機器の使用は×。電子を含む辞書は使用可。ドリンクのみ可。トイレに行くときは挙手して係員が同行。
16:00 係が、なんグループかごとに試験待合室に誘導。階段で下の階へ移動。先程の部屋からは、かなり離れている。黒板の注意事項:通信機器の使用は×。電子を含む辞書は使用可。ドリンクのみ可。トイレに行くときは挙手して係員が同行。
16:30 番号を呼ばれた人(各受験室番号の1番)から待合室を出て、試験会場へ。 2番以降の人は、その後10分か15分ごとに呼ばれ、試験室前の廊下で待機。
17時頃(4番目の試験) 日本人の試験官がドアを開けてくださり、荷物をドア近くのテーブルに置くよう指示。自己紹介等のウオーミングアップがあり、そのあと日本語で、通訳についての説明がありました。J:「これから私が日本語で話す文章を聞いて英語に訳してください。横に筆記用具があるので、メモを取っていただいて構いません。」そのあとすぐに日本語が始まりました。

(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

外国人:40から50代くらいの男性。とても聞きやすい英語。アメリカ人だと思いました。
日本人:40-50代の女性。最初から最後までとても優しく、こちらが話しているときも終始笑顔で聞いてくださいました。

(3) 自己紹介等のウオーミングアップのやり取り

N: What is your name? と言われ、I am________.と返答
N: Where are you from? と言われ、I’m from       city,    prefecture.と返答
N: When is your birthday? と言われ、My birthday is .と返答

(4) 通訳の日本文

相撲に関しての話題。取り組み前に、清めに口をすすぐ、塩をまく、邪気を払うためにシコを踏む、柏手を打つ、といった内容。

(5) 英語訳の再現

“Sumo is held on a Sumo ring. Before the bout, Sumo wrestlers rinse their mouths and throw salt for purification. They hold their legs up and stamp feet to ward off evils, and clap their hands also to ward off evils.

(6) プレゼンテーションの3つのトピック

1.出雲大社 2.懐石料理 3.覚えていません

(7) 選択したトピック

懐石料理

(8) プレゼンテーションの再現

I'm going to talk about Kaiseki Ryori. Kaiseki Ryori is a kind of Washoku or Japanese meal. It was originally related to tea ceremony. Before a tea gathering, it was served. But today, people can eat Kaiseki Ryori at Washoku restaurants. Washoku was designated as the World intangible cultural heritage and is healthy and nutritious. Fresh vegetables, fish and meat are used as ingredients. Chefs pay attention to dishes and also to containers such as bowls, plates and cups according to seasons. Washoku is delicious and beautiful, so I recommend that you eat Washoku in Japan.
こんな内容を答えました。1分経過の合図はなく、日本人の試験官が文のきれがよいところで「有難うございました。」と言ったので、そこで終わりにしました。

(9) Q&Aのやり取りの再現

N:How do chefs choose containers according to seasons?
私: For example, in spring, they choose containers with cherry blossom patterns, in autumn, they use plates and bowls with beautiful colored leaves designs.
N: What seasonal ingredients are used in Washoku?
私:In spring, bamboo shoot is used. In summer, Tougan is often used for Nimono or stewed dishes. Tougan is a summer vegetable, about this size, and it is cut into small pieces to eat. 
夏の煮物に冬瓜を言ってしまい、説明に苦労しましたが、両手で冬瓜の形と大きさを示しました。(夏のカツオや秋のきのこ等、説明しやすいものを、試験が終わるとすぐ思いつきました)
N:Where can I eat Kaiseki Ryori?
私: You can eat it at Washoku restaurants. In many hotels, there are Washoku restaurants that serve Kaiseki Ryori.
N:How are dishes served in Kaiseki Ryori? Are they served at once?
私:Dishes are served one by one. After you eat one dish, another dish comes.
N:When was Washoku designated as World intangible cultural heritage ?
私:It was last year. とまったく疑問も感じず、答えてしまいました。

(10) 日本語での質疑応答の有無

ありませんでした。

(11) 試験終了後のやり取り

ネイティブの試験官とThank you.の挨拶を交わし、日本人の試験官と「ありがとうございました」の挨拶を交わしました。 ドアを開ける前にもう一度笑顔でお礼を言い、出ました。

(12) 終了後、退出してから解散までの手順

試験室と同じフロアの廊下の端に、10名分くらいの椅子があり、4番の受験者が全員揃うまで座って待ち、全員揃ってから大教室に案内され、全受験生が戻って来るのを待ち解散になりました。

(13) 全体を通しての感想など

最後まで二人ともとてもfriendlyで、和やかな雰囲気でした。アイコンタクトにも優しい笑顔で応じてくれました。10分って、こんなに短かったかなと感じました。出来は、わかりませんが、楽しいひと時でした。
最後に。 模擬面接ではどの先生からも、鋭く暖かい指導をいただけたことを心より感謝いたします。アシスタントの先輩ガイドの皆様も、温かくfriendlyなお人柄の方ばかりで、ガイドってこういう方々がなるんだと思いました。すばらしい先輩の方々にアドバイス頂けたことも、とても貴重な経験になりました。支離滅裂なところがあると思いますが、今後の授業や来年度にちょっとでもお役に立てたら嬉しいです。

 

ページトップに戻る

次の受講生のレポートを読む>>