通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

受講生53
(1)試験会場到着から試験室入室までの手順
京都龍谷大学のキャンパスに15:00頃到着。
2号館の一階が受験生の集合場所でした。
受付開始が15:30だったので、それまで係員の指示にしたがって待つことに。
時間になるとEVで4階にでて順番に受付開始。受付後、大講堂のような場所に通される。大勢の受験者はグループ分けされており、グループ毎に小さめの教室に誘導されました。
良いのか悪いのか、どうやら私は最後の方。緊張を少しでも解そうと、深呼吸を繰り返したり、持参した日本事情を読み返したりして過ごしました。
(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍
いよいよ呼ばれて入室。割とだだっ広い教室にネイティヴ(男性・以下N)と日本人(女性・以下J)の試験官が座っていました。2人とも30-40代ほどでしょうか。ネイティヴの方は割と小声な感じでアクセントまではわかりませんでした。印象は2人とも明るい感じでした。
(3) 自己紹介等のウオーミングアップのやり取り
名前、年齢そして出身を聞かれたのですが、最後だけ聞き落してしまい、もう一度尋ねられて急いで答えました。
(4) 通訳の日本文
間髪入れず、Jから通訳の説明が始まりました。
「古来から、大阪はあらゆる地方から人が集まってくる場所。交通量の多い内陸から大阪湾に向かって川が合流する地点にある大阪。大昔、電車や車が走っていなかった頃から、経済の中心地として発展し、アジア全域からの貿易商や旅人を迎える日本の玄関となっていました。瀬戸内海エリアと結ばれていました。人口はとても多くアジアの訪問者の玄関口としても栄えています。」
(5) 英語訳の再現
Osaka used to be a big city connecting inland sea area and inland area...
It prospered from the olden times and functioned as a gate for asian travelers and merchants. Its population is so high.
のような感じです。内容も複雑で読み上げるスピードも早め。全てを訳し切ることは出来なかったので、かなり痛かったです。
(6) プレゼンテーションの3つのトピック
「提灯」「漆器」「駅の自動改札」
(7) 選択したトピック
「提灯」を選択。講義や模擬面接でも度々取り扱われていた浅草の雷門で攻めようと思いました
(8) プレゼンテーションの再現
Let me talk about Chochin.
It reminds me of the most popular temple in Japan, Senso-ji temple.
At a gate of temple, there is a huge lantern hung on the gate.
There are two chinese character printed on the surface of the lantern. One represents for lightning bolt, another for a deity.
They stand for Lightning deity in total protecting the temple from evil spirits.
I can also recommend this temple as a good place for you to buy souvenirs for your family. Manekineko is a good choice. This is a statue cat beckoning towards visitors. Why not visit Senso-ji temple as your first destination in
Japan?
だいたいこのような感じでプレゼンテーションを行いました。
(9) Q&Aのやり取りの再現
Nから自分がプレゼンした内容とまったく関係のない質問がありました。
「ちょうど紅葉の時期なので、母国の友人をどこかに案内したいの
だけど、あなたの住んでいる場所でオススメの場所はありますか?」
私「名古屋だったら、香嵐渓がオススメです。」
N 「どうやっていくの? バス、電車? 近くに何があるの?」
など色々質問される。
N 「僕は人混みが苦手だから、もっと落ち着いた場所がいいな。」
私「それでしたら、僕の地元がいいです。
名古屋の北に位置し、日本海側にある富山県ですが、
自然が豊かだし大都市ほど混み合わないのでいいですよ。」
等など、長いので割愛させていただきますが、地元ネタで色々聞かれました。
Jと話すことはあまりなく、Nとのやり取りがほとんどを占めました。
(10) 全体を通しての感想など
直後は開放感からしばらく何も考えられなかったです。係員に誘導されて、また別の集合場所に集まり解散は全国の会場に合わせて18:15 でした。
最初の質問に対する答えが抜けていたのと通訳パートで痛い思いをしていましたが、私自身も笑顔は絶やさず、諦めず明るい雰囲気で対応していきました。
その甲斐もあって後半だけを切り取れば、和やかな雰囲気で面接が進行していったと思います。反省点としてはアウトプットに集中しすぎて自分の聴く力不足していたことかと思います。
あと、内心は通訳・プレゼン供に何が出るかわからずヒヤヒヤしてた部分がありました。1次試験後から曽根先生のご指導を受けながら、対策してきたおかげで勉強のやり方や方向性は間違っていなかったです。ご指導がなかったら、笑顔で明るい雰囲気のQ&Aに持っていくことは出来なかったでしょうから。
ただ、広い範囲の問題をカバーしていくためにはにわか仕込みの知識ではなく、日頃から日本文化に触れていくことが大切だと感じました。
結果について不透明感はありますが、結果を厳粛に受け止め、現役になっても再試験になってもこの経験を活かすことが出来ればと思っています。