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通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

受講生54

(1)試験会場到着から試験室入室までの手順

15:30-15:55 エレベータで大きな部屋に全員が集合
16:00 係の指示に従って、グループごとに順番に呼び出され、階段で大きな教室に移動し、番号順に着席。
黒板の注意事項:通信機器の使用は禁止。電源を切ってカバンの中に入れるように。書籍・電子を含む辞書は使用可。
ドリンクのみ可。不正行為があった場合はその段階で失格とする。トイレに行くときは挙手して係員が同行。携帯を持っていないことを確認していました。
16:25 各グループの1人が呼ばれて席を立ち、面接部屋に移動(私はグループの最初だったのですぐに呼ばれた)。
16:30 時間通りに、外国人の面接官がドアを開け、入るよう指示があった。
そのあと日本人面接官から日本語で、通訳についての説明がありました。
 J:これから私が日本語で話す文章を聞いて日本語に訳してください。横に筆記用具があるので、メモを取っていただいて構いません。通訳は1分でお願いします。そのあとすぐに日本語が始まりました。

(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

面接官は40代の外国人男性と50代の日本人女性でした。
特に英語に癖はなく、イギリス英語でもなく、アメリカ人かと思われる。

(3) 自己紹介等のウオーミングアップのやり取り

氏名・生年月日・住んでいるところを聞かれました。

(4) 通訳の日本文

偕楽園は、金沢の兼六園、岡山の後楽園とならぶ日本三名園のひとつで、1842年に水戸藩第九代藩主徳川斉昭によって造園されました。斉昭は、千波湖に臨む七面山を切り開き、領内の民と共に楽しむ場にしたいと願い、偕楽園をつくりました。

(5) 英語訳の再現

Kairakuen is one of the three greatest gardens in Japan along with Kenrokuen in Kanazawa and Korakuen in Okayama. In 1842, Tokugawa Nariakira, 9th master of Mito domain made this garden. Nariakira opened the Shichimen mountain faced with Senba lake, and made Kairakuen in order to enjoy with people within the domain.

(6) プレゼンテーションの3つのトピック

1)納豆、2)七五三、3)お伊勢参り

(7) 選択したトピック

納豆

(8) プレゼンテーションの再現

Natto is fermented soybeans and is regarded as a health food. It is usually eaten as it is, with soy sauce, mustard, and minced green onions.
 (以降正確に覚えていないので日本語にて)
和食は2013年に世界無形遺産に登録されたが、納豆も寿司やてんぷらなどの和食に使われる重要な食材です。ただ初めて食べる人には少し匂いがきつく、ネバネバ感があって食べにくいかも知れない。私も子供の頃は匂いがきつく、ネバネバしているので食べなかったが、ヘルシーだと聞いて納豆巻きを食べたら意外に美味しかった。それから食べるようになった。スーパーやコンビニエンスストアでも気軽に買うことができます。是非あなたもトライしてみて下さい。この情報がお役に立てたら嬉しいです。
 (1分40秒くらいだと思います)

(9) Q&Aのやり取りの再現

Q1)どういう場合に納豆は食べられるか。フォーマルな和食か?
→朝食が多い。旅館でも朝食に出されることが多く、日常のカジュアルな食べ物である。
Q2)外国人が納豆の他に嫌いだと思うものは
→寿司は日本の代表的な人気料理だが、外国人の中には生魚を食べる習慣がない人、また酢飯が苦手な人がいる
(とっさに思い浮かばなかったので寿司を出してしまったが、後で「塩辛」とかの方が良かったと思った)
Q3)お好み焼きとは何か。
→日本のピザである。小麦粉にキャベツや肉、卵などを混ぜて焼いたもの。広島風と関西風がある。
Q4)日本食が嫌いな外国人観光客にどう対応するか?
→ファミレスと呼ばれるファミリーレストランに案内する。西洋料理や中華料理など何でもある。
Q5)日本のレストランの喫煙状況、禁煙ではないのか?
→欧米はほぼ全てのレストランで禁煙だが、日本ではまだまだそこまで行ってなく、喫煙可のところも多い。
但し昔に比べると時間帯・場所によって禁煙と喫煙を分ける分煙化がかなり進んでいる。

(10) 日本語での質疑応答の有無

ありませんでした。

(11) 試験終了後のやり取り

終了の合図が出たところでI enjoyed the interview with you. Thank you very much!!と言った。二人の面接官ともThank you!と返してくれた。

(12) 終了後、退出してから解散までの手順

一旦同じ時間帯のグループが揃うまで教室の奥の廊下で待機。同じ時間帯のグループが揃った段階でまた別の大教室に移動。大教室に着いたのが16:50くらいだが最後の組が終わる18:15まで待機(黒板の指示や注意事項は最初の待合室と全く同じ)

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