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通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

受講生10

(1) 試験会場到着から試験室入室までの手順

13:00-13:25 集合で大きな部屋に集合 (この時間帯に受付を済ませるよう事前のハガキに指示有。)
16:00 係の指示に従って、エレベータで上の階へ。受付に並ぼうとすると、受付すると自由にトイレにいけなくなるので、先にいっておくように言われ、トイレに行ってから受付。受付で首から下げる番号札をもらう。番号札には試験の教室番号と、その教室での順番が印刷されていた。講堂のような大きな教室に入り、番号順に着席。黒板の注意事項:通信機器の使用は×。電子を含む辞書は使用可。ドリンクのみ可。トイレに行くときは挙手して係員が同行。携帯を持っていないことを確認されていました。
試験時間が10分と説明の紙にも印刷されていましたが、口頭で11分ですという訂正がありました。なぜ11分になったかは不明です。前の時間帯の組が時間が伸びているといる説明もあったので、それで時間を伸ばしたのでしょうか??
13:35 番号を呼ばれた人列をつくって、列のまま移動。小教室で着席して待つ。
14:00頃 順番どおりに4教室同時に呼ばれて席を立ち、面接部屋前に移動。1番だったため、ここで移動。各部屋の前に椅子が2席あった。そこに座って呼ばれるまで待つ。
14:00過ぎ 日本人の試験官がドアを開けてくださり、中へ。Good afternoon.といつもよりオクターブ高い大きな声でいった。椅子が3つあり、左にはメモをとる紙と鉛筆が。荷物を右の椅子において、真ん中の椅子にすわった。

(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

外国人:70前後の小柄な男性。イギリス人?笑顔で安心した。
日本人:40-50代のすらっとした女性。

(3) 自己紹介等のウオーミングアップのやり取り

日本人試験官から、英語で、名前、生年月日、住んでいる場所をまとめて質問され、まとめて回答。

(4) プレゼンテーションの3つのトピック

1.終活 2.打ち水
3.は覚えていません。

(5) 選択したトピック

うち水について

(6) プレゼンテーションの再現

Uchimizu means throwing water on the road in front of houses, restaurant or, shops. So that the temperature goes down, and it prevents dust from going up by wind.
ほとんど話す内容が思いつかず、後何をいったのか覚えていません。英語も乱れました。

試験官の男性が救いの質問をしてくれました。

(7) Q&Aのやり取り

Q.うち水はホースでやってもいいのか。
A.ホースでもいいが、ひしゃくなど使った方が、見栄えがいいです。
Q.自宅の前でやっている人を見たことがないが、やるものなのか。
A.自宅でやる人は多くありませんが、やる人もいます。

(8) 通訳の日本文

はっきり覚えていません。日本の旅館に泊まるのは、日本の文化や習慣を経験できるのでよい。浴衣、その他が提供される。朝食と夕食はふつう料金に含まれている。など。

(9) 英語訳の再現

Ryokan is a Japanese style inn. Staying at Ryokan, you can enjoy Japanese culture and custom. Guests are provided with Yukata, light cotton kimono.
Usually the fee includes breakfast and dinner.
メモとりしていて、ちゃんと覚えていなかったところがあるのと、書いたメモも読めないところがあり、すべては訳せませんでした。また、文法に気を配る余裕がなく、英語が乱れてしまいました。
通訳した後に、日本人試験官が外国人試験官に何か質問ありますかとたずね、英語でQAがありました。
Q.ホテルはWebで予約できて簡単だが、旅館はどうやって予約をとるのか。
A.旅館もWebで予約できます。あるいは電話で予約をしてもいいです。
Q.ホテルに慣れているのだが、旅館とどっちに泊まるのがいい。
A.旅館をおすすめします。日本の文化や習慣を経験することができます。
Q.アルコールは料金に含まれているのか。
A.通常含まれていません。

(10) 日本語での質問、英語での応答

今年から最後に加わった形式ですが、質問と、その状況が書かれた紙を渡され、それを30秒で読む時間が与えられ、その後外国人試験官をお客様だとおもって英語で回答するというものでした。
お客様の質問は、夕食はセットになっているが、アラカルトで食べたい、というリクエストでした。その下には状況の説明があり、あらかじめ旅館にアラカルトで食べることができないことを確認してあるとのこと。
私の回答:I asked the staff if you can have what you want, but they said no. I’m sorry for that, but the course meals are the best they can serve. So, I think you will enjoy it.
試験官は納得したようにうなずいたので、Is it OK for you?と確認した。試験官は納得していた。

(11) 試験終了後のやり取り

とくにありませんでした。

(12) 終了後、退出してから解散までの手順

Thank you very much. I enjoyed this interview. ありがとうございました。とお礼を言って、退出。

(13) 全体を通しての感想など

試験官は二人とも笑顔で優しい感じでした。しかし、緊張していて、いつもよりも英語が乱れました。
プレゼンテーションは3つのお題とも、話すことがほとんど思いつかず、困りました。うち水はまったく準備していませんでした。膨大な時間をかけて事前にインプットしていたことは、まったく役に立ちませんでした。
それでも、ガイドとして、笑顔でコミュニケーションをとりつづける、これはロールプレイだ、ということは忘れずに面接する、ということはかなりできたと思います。それは救いです。
結局準備したことが出題されないことを前提に、いかに英語でコミュニケーションをとりつづけるか、ということが、最も重要なのだと、受験後に痛感した次第です。
プレゼンの内容がとぼしかったので、合否は非常に微妙です。しかし、結果にかかわらず、通訳ガイドを目指して努力し続けたいと思います。

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