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通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

受講生19

(1) 試験会場到着から試験室入室までの手順

 受付後に大きな待合会場で100人程度が30分間程度待ってから、24人程度のグループがまとまって小さな待合室に移動。小さな待合室で、最初の受験生が面接室に移動した後、15分間程度経過後に、次の受験生が呼ばれる。面接室は6ヶ所程度あり、並行して面接が行われる。
面接室の外の廊下の椅子で5分間程度待ち、Please come in. と呼ばれ、面接室に入る。
椅子が3個置いてあり、メモ用紙と鉛筆が左にある。自分の荷物は、左の椅子に置く。

(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

2人とも女性
 推定年齢、J40代?  N30才代
 (外国人面接官はアクセントから判断して)国籍 フランス
雰囲気は、とても和やかであった。

(3) 自己紹介等のイントロのやり取り

名前を聞かれ答える。 簡単なジョークを言い、笑ってもらえた。
年令を質問され、答える。
住んでいるところを質問され、答える。

(4) プレゼンテーションの3つのトピック

?。  正月三ヶ日。  グリーンカー。
メモをとっても良い。

(5) ご自身の選択したトピック

正月三ヶ日

(6) ご自身のプレゼンテーションの再現

カードもメモも一切見ないで、手振りを入れ、アイコンタクトして話した。

全ての始まりで、日本人にとって特別な日。
神社や寺に初詣に行き、その年の幸運を祈る。
親戚等が集まって飲んだり食べたりして楽しむ。
3日間とも休みである。
おせち料理を食べる。年末に用意してあるので、主婦も休みとなる。

(7) Q&Aのやり取りの再現

 3日間は、電車は動いているか? 動いている。年末は終夜運転である。
 3日間は、店やレストランは空いているか?
空いている。問題ない。
それらの従業員は、休みがないのか?
休みはないが、エクストラの給料をもらえると思うと言い、納得してもらえた。

(8) 通訳の日本文

奈良は、日本の古代の都である。平城京は、天平時代の国際色豊かな都である。
奈良には多くの寺や神社があり、それらは、国宝に指定されている。奈良にある国宝の数は、日本最大である。
現在、奈良は、国際的な文化都市である。

(9) ご自身の英語訳の再現

平城京をメモでHJと書いたが、再現出来ず、平城京を思い出せず、その部分が通訳できなかった。
その結果、「天平時代の国際色豊かな都である。」の部分の文法が乱れた。
それ例外は何とか訳せたと思う。

(10) 日本語での質問内容

質問内容を書いた紙を渡された。
半日で、奈良で四ヶ所訪問するスケジュールだが、半日では回るのが難しい。どう対応するか?

(11) 回答内容の再現

A 全部回るのは難しいので、数を絞るのが良いと思うが、どこに行きたいか?
N 全部に行きたい。(と聞こえた。)
A 全部に行きたいのか?
N 全部に行きたい。
A 希望をなるべく満たしたいので、全部を行けるように努力する。エージェントに連絡して、全部に行くと言い、効率の良い移動手段を考える。
N 感謝される。
A ^_^奈良を楽しんでもらえて、嬉しいと返す。

(12) 追加のQ&A(もしあれば)

N  Good luck. 

(13) 終了後、退出してから解散までの手順

  最初よりは小さい大きな待合会場で、30分間程度待ち、解散となる。

(14) 全体を通しての感想など

  雰囲気はとても良かった。
  回答するというよりも、会話のやり取りと言う形で進んだので、コミュニケーションは取れたと思う。この点はプラスに働くと思う。
  一方、緊張して、あまり上手くしゃべれなかったことは、マイナスに働いたと思う。
  合否は分からない。
  落ちるとすれば、平城京を訳せなかった点と、文法が乱れたことと、最後の質問に対して「半日ではなく全日を使う」という提案ができなかったことが原因になると思われる。

少しでも参考になれば幸いです。

 

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