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通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

受講生25

(1) 試験会場到着から試験室入室までの手順

09:25 目白大学10号館に到着すると1階にいた3人の監督官の一人に、10時スタートか、11時スタートかと聞かれました。
09:30-10:00 目白大学10号館1階の広場に椅子が50席ありました。リラックスのため、ここの自販機で購入したホットココアを飲み、周りの方が勉強している中、CELから送られてきた激励メールと先生方の写真を見て過ごしました。
09:40 今日、実際に面接をすることになった試験官が一階に降りてきました。(70歳くらいの大学教授、ロシア系?175センチ、80キロくらいはある。恰幅が良く、顔にいくつか、吹き出物があり、陰鬱な感じで見るからに当たりたくない、この人だったらどうしようかと思いました。悪夢の前兆。)
09:50-09:55 10号館を出てトイレに行きました。となりの建物、付き添いはなしでした。
10:00 係の指示に従って、エレベータで9Fへ。大教室の前で、受付を済ませ、21-1という、番号を付された、首から下げるものを渡されました。大きな教室に移動し、番号順に着席。当日の受験番号(21-1)?。エレベータに乗っていたのは13人。受付にいたのは女性3人。
黒板の注意事項:通信機器の使用は×。電子を含む辞書は使用可。ドリンクのみ可。トイレに行くときは挙手して係員が同行。 ?携帯を持っていないことを確認されていました。 21-1は最前列でした。
10:00-10:30 大教室で、着席して待ちました。
10:40 前方の女性監督官が、当日の注意事項を説明し始めました。
10:45 番号を呼ばれた人(20-25人単位)が9階から3階まで、階段で、降りました。私が一番先頭でこの大教室をでました。大教室上から俯瞰すると300人くらい、いました。
11:48 20-25人くらいが、40人くらいの部屋(A)に通されました。前方に監督官一人、後方に監督官4人各部屋の前に椅子が2席(B)ありました。
ここまで順調、ここからが問題でした。
11:59 私を含む、5人が、最初に、40人収容の部屋(A)を出て、各個室へ、ここで、他の4人はすぐ、時間通りに、日本人のアシスタントの方がドアを開けてくださり、 部屋に入っていきました。
ここで私は椅子(B)に座って、3-4分間待たされました。廊下にも監督官がいて、(A)の部屋にも監督官がいて、みんな監督官が不思議そうに私と私の面接室を覗いていました。この段階で、私だけ教室に入れず、焦ってしまいました。入れなかったことより、廊下にいる、他の監督官の厳しい目つきで動揺し、我を失っていきました。しかも、21は21-1から21-5のうち、21-1は(A)の部屋の隣だったので、部屋の前に、面接室の担当監督官はいませんでした。何も質問できず、完全に舞い上がっていました。曽根先生をはじめ、みなさんに、落ち着くように言われていても、完全に舞い上がっていました。廊下の椅子に座っていても、部屋の中で焦っているのを感じ取れました。
3-4分後、ようやく、日本人アシスタントがドアを開けてくれましたが、外国人面接官は落ち着かない様子でした。N:“Please put your bag on this seat and have a next seat please”と英語で説明がありました。(3席あって、左にかばんを、その横に座れと指で指図されました。) 外国人面接官もアシスタントも焦っていました。
そのあと日本語で、プレゼンテーションについての説明がありました。?J:「これから私がテーマを書いた紙をお配りします。2分以内で英語にてプレゼンテーションをお願いします。と紙を一枚手渡されました。横に筆記用具があるので、メモを取っていただいて構いません。30秒で準備して始めてくださいと言われました。」日本人アシスタントの前に、10センチ四方の正方形の時計がありました。外国人面接官の前に、おそらく、マークシート様式の評価シートがありました。

(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

外国人:70代くらい、白髪の男性?(東欧系:ドイツ、ロシア、ポーランド?発音もネイティブではなく、声が小さい方でした。笑顔はない、陰鬱で、仏頂面で、最悪、顔に吹き出物が多くありました。)
日本人:40-50代の小柄の女性。とても優しく、笑顔でしたが、何か焦っていた。
二人とも焦っていた。準備に時間がかかったのでしょう。

(3) 自己紹介等のウオーミングアップのやり取り

N: What is your name? と言われ、I am Hiroshi Yoshino と返答。
N: Please tell us your birthday.と聞かれ、I was born on November 1, 1966.
N: From where did you come here? と言われ、I came here from my home in Edogawa City, Tokyoと返答

(4) プレゼンテーションの3つのトピック

1.根回し?
2.除夜の鐘?
3.太陽光発電

(5) 選択したトピック

除夜の鐘

(6) プレゼンテーションの再現2次面接レポート

I would like to talk about Juyoya-no-kane. Jyoya-no-kane is rung at temples on New Year’s Eve by monks and nuns. On New Year’s Eve, recently at some temples visitors can ring the bell around midnight. There are 108 worldly desire. To soothe the desires we ring the bell 108 times. As my grandparents were a monk and a nun. I was born as a grandson of them. I used to ring the bell on New Year’s Eve. So, if visitors from abroad come to Japan around New Years, please visit temples to ring the bell. It will be a precious experience for tourists from other countries. Please enjoy. That’s all. Thank you. (おそらく60秒)
面接官2人が焦っていたので、もうその辺でやめてくれ感が強く、やめた。このプレゼンをおえて、我に返りました。
2次対策の最後は、あゆみ先生と佐治さんでした。最後に仏教のプレゼンで、私の祖父母が僧侶でという話をしたら、そこをうまく説明するようにアドバイスされ、深堀して説明したかったのですが、できませんでした。時間がありませんでした。田中先生申し訳ありません、アドバイスが生かせませんでした。

(7) Q&Aのやり取りの再現

N:In terms of temples, which temple do you recommend??と聞かれ、
私“I recommend that you go to 増上寺 in Tokyo.”
N:Why 増上寺?
私“Because there is a gate next to 増上寺. In the both side of gate, there are big scriptures, called 阿吽の像. Recently people post interesting and unique photos on social networking sites, such as Instagram. The sculptures will be a nice picture to post on SNS. Thank you.”

(8) 通訳の日本文

時間がなく、超高速で読まれました。メモなど全く取れず、江口先生直伝の知識を並べるしかありませんでした。(日本事情Ver4のSession5のSection5の6とSection3の1)を模範として英訳をしました。後になって考えると、メモなしのほうが良かったかもしれません。江口先生のおかげで、メモを取らずにうまくやれました。ありがとうございました。
CELの2次対策で行った英訳を行うときに日本人の方がやった時の2倍以上のスピードでした。
和食はユネスコの無形文化財に、指定されている。一汁三菜を基本としている。米を主体に、おかずと汁物というスタイルである。材料は自然のもので、行事を反映することもある。和食は健康に良いとされている。

(9) 英語訳の再現

超高速で通訳。
Washoku, Japanese cuisine, is registered as an Intangible World Cultural Heritage by the UNESCO. It has several characteristics. One is to represent the seasonal changes. It also reflects events and rituals. It uses fresh raw ingredients. Rice is used as the stable food. The typical Japanese meals consist of 一汁三菜, a soup and three other dishes. It is said that Washoku is good for our health. That is all, Thank you. のようなことを言いました。 (50秒)
この後、問が来ました。
N:“Please explain the contents of 一汁三菜”
Usually 一汁三菜 consists of rice, miso soup and other dishes.
N:“What are other dishes?”
Usually other dishes are 漬物, pickles and fishes. Fishes are usually baked.

(10)質疑応答

日本人から紙を渡されました。
用紙上半分 お客様は、日本食レストランで、日本食を食べたいと希望している。しかし、近くに日本食レストランはない。
用紙下半分 近くに中華レストランやファミリーレストランはある。しかし、遠くまで探しにいく時間はない。
私:Although there are no Japanese restaurants, can enjoy Japanese meals at family restaurants. So, I recommend that we eat Japanese foods at family restaurants. Thank you.
この後、面接から質問が来ました。
N: “What kind of Japanese foods can we eat at family restaurants?”
私: For example, we can eat noodles dishes such as Soba made from buckwheat flour and Udon made from wheat flour. Thank you.
N: “What else can we enjoy?”
私: Teishoku, a multi course Japanese meal is one of other example. Also we can taste donburimono, a bowl of rice with a cooked items. Thank you.

(11) 日本語での質疑応答の有無

ありませんでした。

(12) 試験終了後のやり取り

私 Thank you very much. I enjoyed this interview. ありがとうございました。楽しかったです。
面接官2名は完全に無視していました。次の準備に取り掛かっていました。(次の人は欠席なのに・・・)

(13) 終了後、退出してから解散までの手順

一人の監督官が待っていて、廊下の端の椅子に掛けされました。(午前11時10分)そうすると、面接室にいた時間6-7分。一緒にはじめた、5人のうち、2人はすでに終了して椅子に座っていて、残りの2人が出てくるまで待ちました。
そこから、また、階段を下りて、1階へ。別の大きな部屋に通され、本人確認をされました。40分くらい待って、解散となりました。完全に緊張から解放されました。


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