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通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

受講生27

(1) 試験会場到着から試験室入室までの手順

14:30-14:55 集合で大きな部屋に集合 ?(この時間帯に受付を済ませるよう事前のハガキに指示有。) この間、数回トイレの希望者を聞き、係員が引率。
15:00~ 係の指示に従って、ブロックごとに順次別のフロアーの大きな教室に移動し、番号順に着席。?黒板に注意事項。ドリンク可。トイレに行くときは挙手して係員が同行。 ?
(この後時間軸不明)番号を呼ばれた人(6人ぐらいの単位)が教室を出て、夫々の面接部屋の前の椅子(本人着席用と荷物置き用)に一人ずつ案内される。
日本人試験官の方がドアを開けてくださり、英語で「Please come in」。教室に入ると続いて「Please put your bag here, and have a seat please」?。(3席あって、手前に筆記用具が置かれ、中央が自分の席、奥が荷物置き場)。

(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

外国人:50代のイギリス人男性
日本人:40代の大変にこやかで優しそうな女性。終始笑顔で接してくださいました。

(3) 自己紹介等のウオーミングアップのやり取り

名前・生年月日・住んでいる場所のお決まりの質問があり(どちらが質問したのかすら記憶無し)、応答

(4) プレゼンテーションの3つのトピック

1.鳥居  2.桜?花見? 3.(忘れました)
(トピックを3題書いた紙を外国人試験官が渡しに来た)

(5) 選択したトピック

鳥居

(6) プレゼンテーションの再現

・鳥居とは神道の神社の門で、(手真似も交え)どの様な形状か説明、神道についても説明
・incidentally我が家の隣家は神社、毎日鳥居の前を通るが、今日は受かる様お祈りした
・鳥居が聖域の境目である事、中央は神様の通り道なので人はよけて通る
・鳥居の内側は神聖な場所
・interestingな鳥居を紹介したい。まず厳島神社。(この説明中にタイムアップとなる)

(7) Q&Aのやり取りの再現

・神道の神についての突っ込んだ質問。他は忘れました。

(8) 通訳の日本文

(温泉についての一文。自分のメモは持ち帰れない為、再現できません。)

(9) 英語訳の再現

(再現できません。)

(10) ガイドとしての対応に関するやり取りの再現

まず状況を説明する和文の書面を渡され、日本人試験官から「これから30秒でこれを読み、合図をしたら英語で外国人試験官にガイドとしてお話し下さい」の様な説明を受ける。
状況説明は上部4~5行が現在の状況、下部に追加説明として「前提条件」が2行程書かれており、日本語であるといえども、正直30秒では気が急いてちゃんと状況把握できるかできないか、といった長文。且つ、説明が長く、どこからが30秒なのかわからず動揺。
出題内容 
外国人観光客を温泉に案内したが、全員入れ墨が入っている。皆温泉での入浴を希望しているが、入れ墨はお断りとなっている。どうしたら良いか?(もう少し脚色してあった気がします)
前提条件: 旅館側には入れ墨が入っているが温泉に入りたいと申し出たが、既に断られている
質疑応答
ガイド役 「当館では一般の浴場は入れ墨の方は謝絶との事ですので、家族風呂を借りられないか確認してみましょう。」と回答。
外国人役 「家族風呂を借りるのはお金がかかるのではないか?」
ガイド役 「温泉はfree flowなので、かかるとしてもそんなに高くはないかもしれません。」
外国人役 「何故入れ墨があるとダメなのか?」
ガイド役 「日本では入れ墨に対して特異な感情を持つ事があります」
外国人役 「入れ墨の何が悪いのか」
ガイド役 「日本のギャングが入れ墨をする事が多いため、その様な反応をする場合があります」
外国人役 「入れ墨に対する日本人の感情は変わってきているのか?入れ墨で入れる温泉は無いのか?」
ガイド役 「近年外国人旅行者の方が大変増え、大変美しいtatooを目にする機会も多くなってきています。もちろん、日本には入れ墨OKの施設もあります。例えばlet me introduce「蛇骨湯」in Asakusa!

(11) 日本語での質疑応答の有無

ありませんでした。

(12) 試験終了後のやり取り

外国人試験管が試験問題用紙や受験生のメモを回収しに出てきて、そこで2~3言言葉を交わしながら退出準備、その場で両試験官に‘Thank you very much’の挨拶。

(13) 終了後、退出してから解散までの手順

廊下の端に椅子が十数脚並べてあり、そこである程度人数が集まるまで待機、その後別の大教室へ案内され、同時間帯の全員が終了するまで拘束。今後の注意書きが配られる。この間電子辞書を使用している人がいると係りの方がすぐに通信機能が無い事を確かめに飛んでくる。

(14) 全体を通しての感想など

今年初めてのガイドとしての質疑応答は状況が手探りなだけあってかなり緊張しました。質疑応答も多分プレゼンの比ではなく、次々と追いつめる様な質問が帰ってくるのできっと現実のガイドの場に非常に近いシチュエーションを作っているのだと思いました。手強い!!!
ここで全神経を集中した為、その手前のプレゼンの質疑応答や通訳パートの文章等、全て吹っ飛んでしまい、全く再現できず済みません。でもガイドQ&Aはこんなものだったと思います。
悔やまれるのはプレゼンで、折角話しやすいトピックに当たったのに、具体例「厳島神社」の次に是非話したかった「伏見稲荷大社」の手前で切られてしまった事。ああ、2分の壁!


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