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通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

受講生28

(1) 試験会場到着から試験室入室までの手順

私は15:30受付開始だったが、相当早く家を出て、13時頃には会場の昭和女子大に着き、「英語で語る日本事情」やCELの2次試験対策のテキストを読み直していた。開始時間になるとエレベーターで6階まで上がり、控室に案内された。受付で受験票と身分証明書を確認され、首からかける番号札を渡された後、自分の番号の椅子に着いた。そこで注意事項を説明され、試験開始時刻になると番号順に呼び出され、別の待合室まで移動した。そこでも若干の説明を受け、私は2番目だったので15分ぐらい待機し、自分の番号が呼ばれると試験室まで案内された。入口の前にある椅子で数分待っていたらドアが開き、日本人試験官が「どうぞ」と招き入れたので入室した。その際、対策コースで言われたとおり満面の笑みを浮かべ、時刻はまだ4時過ぎだったが「Good evening!」と大きな声で挨拶した。着席するときにも再度「Good evening, because the outside has already been dark.」と窓の外を指さしながら言った。実はこれは入室する直前に思いついたネタだったのだが、これでややicebreakingをすることができたように思う。

(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

日本人試験官は二十代半ばくらいの女性、外国人は三十代くらいで、顔つきから見るとラテン系のように思えた。

(3) 自己紹介等のイントロのやり取り

自己紹介は対策コースそのままで、名前、生年月日、居住地を聞かれた。

(4) プレゼンテーションの3つのトピック

プレゼンは、私は「もんじゃ焼き」を選んだ。他のトピックは、残念ながら覚えていない。

(5) ご自身の選択したトピック

同上

(6) ご自身のプレゼンテーションの再現

詳細についてはとても再現できないが、「Okonomiyaki is a Japanese pancake, and Monjayaki is a kind of Okonomiyaki. It is made from wheet, and various kinds of ingredients, such as cabbage, shrimps are contained. I recommend having it with your family or friends.」というようなことを話した。その際、これもCELで言われたとおり、満面の笑みを浮かべて大きなジェスチャーで話すことを心がけた。

(7) Q&Aのやり取りの再現

「What is the difference between Okonomiyaki and Monjayaki?」というようなことを聞かれた。正直言って自分でもお好み焼きともんじゃ焼きの区別はよく分かっていなかったのだが、In Ohsaka, it is called Okonomiyaki. In Hiroshima, it is called Monjayaki.」と答え、何とか強引に押し通した。

(8) 通訳の日本文

浅草についてのことだったが、詳細はとても覚えていない。

(9) ご自身の英語訳の再現

「Asakusa is famous for its old temple Sensoji. A big lantern hung in its gate is the symbol of Asakusa. If you enter the gate, you will find a lot of souvenir shops along the street.」というようなことを話した。

(10) 日本語での質問内容

「お客様が時間的な制約があり、いくつかあった東京の観光地をすべて回ることができなくなったが、あなたはどう対処するか」というような内容だった。質問内容を日本語で書いた紙を渡され、それを読んだ後、外国人試験官が立ち上がって自分のところまで来て、それに対して自分も立ち上がりロールプレイングの要領で答えるという形式だった。

(11) 回答内容の再現

「If you have any special plan, I strongly recommend Sensoji, Asakusa. It's one of symbols of Tokyo, and there are a lot of souvenir shops there. You will have no trouble when you choose and buy gifts for your family, friends and colleagues.」と答えた。実はこれは自分でも予行演習で事前にさんざんやってきた言い回しで、正直「ラッキー!」と思った。

(12) 回答内容の再現

外国人試験官が「I want to go Tokyo Skytree. Is it possible to go there from Sensoji?」と聞いてきたので、「Of course! Tokyo Skytree is just next to Sensoji. It has two observatories. The lower one is 340 meters, and the second one is higher than it (第二展望台の高さはド忘れしてしまった).」と答えた。それに対し試験官が「Can I climb the top of it?」と聞いたので、「Unfortunately, it is impossible to climb the top of it, however, if it's sunny, you can see whole scenery of Tokyo from the observatory.」と答えた。

(13) 終了後、退出してから解散までの手順

退出するときは、外国人試験官が旅行者であるつもりになって「Have a nice stay in Japan.」と一声かけ、部屋から出るときももう一度大きな声で「Good bye!」と笑顔で言った。その後廊下の端に置いてある椅子のところでしばらく待たされた後、私と同じ時間に受けた他の受験者とひとかたまりになってさっきとは別の待合室に移動した。そこで番号札を回収され、全員の試験が終わるまで待機させられたのだが、これが長かった。スマホは使うことが許されていないし、本も持ってきていない。手持ち無沙汰で40分ぐらい何もしないで座っていなければならなかったのだが、これは考えてもらいたいものだ。その後、終了時間になったら番号順に退出した。

(14) 全体を通しての感想など

自分でも意外なほど、スラスラと言葉が出てきてくれたと思う。対策コースの授業では「あー、うー」と、昔のどこかの総理大臣みたいに言葉が詰まってしまうことがしょっちゅうあったが、本番では驚くくらい口がよく回ってくれた。これは英検1級の2次試験のときと同じだった。また笑顔と大きなジェスチャーも常に心がけていたので、この点については自分でもよくできたと思う。あとはそれをどう評価されるか。1月22日を心して待ちたい。


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