通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

受講生35
(1) 試験会場到着から試験室入室までの手順
14:30-14:55 集合で大きな部屋に集合
15:30過ぎ 係の指示に従って、階段で別の階の教室に移動し、番号順に着席。黒板の注意事項:通信機器の使用は×。電子を含む辞書は使用可。ドリンクのみ可。トイレに行くときは挙手して係員が同行。
15:35 ? グループ単位で呼ばれて席を立ち、面接部屋に移動。
15:40 ? 50 ? 日本人の面接官の方がドアを開けてくださった。
(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍
外国人:20代後半~30代くらいの男性。 西洋人ではなく、インドネシア、パキスタン、中東系の細身のソフトな感じの方。 英語は、イギリス英語ではなかった事しかわかりませんでした。
日本人:30-40代の女性。 日本語をゆっくり、はっきり言って下さいました。
こんな若い女性の方が面接官? まず、ここでびびってしまいました。
(3) 自己紹介等のウオーミングアップのやり取り
J:日本語で、名前、生年月日、住まい を答えるよう言われ、、英語で答えました。
(4) プレゼンテーションの3つのトピック
神対応 と お正月三が日 あと一つは覚えていません。
(5) 選択したトピック
お正月三が日
(6) プレゼンテーションの再現
最初に、お節料理の件を言えば良かったのですが、神社やお寺に行くことを言ってしまいました。
神社や、お寺では、おみくじやお守りも買うと言った後に、お節料理の件を話始め、縁起のいい材料を使っているという話の途中で、途中ですが、2分になりました、と日本語で言われました。
タイマーの音はありませんでした。
(7) Q&Aのやり取りの再現
F:お正月は、日本人にとって、一番大切は行事ですね?
私は, はいと答えた後に、なにを考えているのか、その後に面接官が何か言うのを待ってしまい、ここで、最悪の数秒の沈黙が・・・
そして、この件は私のオオボケで終わってしまい、次の質問が
F: 日本人は、religious ですか?
私が最初に言った受け答えも、大変失礼で、 これに答えるのは難しいと言ってしまい、その後に、日本人の宗教に対する姿勢は、他の国の人達とは違い、宗教の教えよりも、custom を重要視している。 というような内容で答えました。 笑顔もなく、偉そうに答えている自分がいました・・・
(8) 通訳の日本文
奈良についての文章でしたが、すみません、あまり覚えておらず、最後がこんな感じでした。
奈良には、国際文化都市として、沢山の外国人が訪れる。
(9) 英語訳の再現
すみません、あまり覚えていません。
(10) 通訳案内士としての対応問題
奈良の半日ツアーで、法隆寺が他のお寺と離れているので、時間的に回るのが難しい状況で、その時に、お客様にどう対応するかという設定でした。
日本語の説明分が長く、理解するのにも時間が掛かり、そして、時間になると、面接官の方が急に立って、私も立ち上がり、会話を始めましたが、対応策はまだわからないまま、会話になってしまい、
申し訳ないけれど、今回は法隆寺に行くのは、難しいと言うと、いや、どうしても行きたい、お土産も買わないといけない、と言うので、では、お寺の中には入る時間はないけれども、お土産やさんにだけは、寄れるように、時間調節してみます、という事で終了しました。
あんな感じで会話が始まるとは思っていませんでしたので、あわわと慌ててしまい、おもてなしの対応どころではありませんでした。
(11) 試験終了後のやり取り
ひどい出来でしたが、とにかく、日本語と英語でちゃんとお礼を言いました。
(12) 終了後、退出してから解散までの手順
ドアを閉める前にも、再度お礼を言うと、お二人とも採点でお忙しいのかと思いきや、じっとこちらを見ていて驚きました。
(13) 全体を通しての感想など
全体を通して、とても実践的な内容の試験だったと感じました。 特に最後のパートは、まさに現場での対応そのものという感じでした。
個人的には、プレゼンもそれに対する質問も決して難しいわけではなかったのに、思うように対応が出来ずに、試験が終わってから、5日、6日ほどは、毎晩寝る時に、ああ言えばよかった、こうすればよかったと、後悔と無念の想いが渦巻き、辛い夜を過ごしました。 やはり、一言で言えば、実力不足だったと思います。
ご指導頂いた先生方には、申し訳ないのですが、身振り手振りもほとんどできずに、笑顔も最初のうちだけだったかなと思います。
思い返すとあまりに辛い時間だったので、自分の中で記憶をどんどん消去してしまい、かなり大雑把なレポートになり、恐縮です。
あーまた、一次試験からかと思うと、逃げたくなりますが、来年考えます。
ほんの2ヵ月間の二次対策でしたが、辛かったと同時に楽しかった事も事実です。
ありがとうございました。