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通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

通訳ガイド(通訳案内士)2次試験レポート

受講生37

試験会場は福岡で、試験官は50代ぐらいの日本人女性、もう一人は年配の外国人男性でした。試験時間が午前中の2番目(10:00~)ということもあり、日本人の試験官はあまり慣れておられない様子で、時間のことを気にされていたように思います。

(1)

入室後お互いにこやかに挨拶をし、「名前」「生年月日」「住所」を聞かれました。

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その後プレゼンテーションの3つの題目が書かれた紙を渡され(3枚のカードではありませんでした)、その中からプレゼンテーションをするという内容でした。その題目は「鎌倉」「無礼講」「スクランブル交差点」であったように思います。「スクランブル交差点」は過去問題で出題されており、以前それを練習問題として解いていたので、その記憶を頼りに答えたように思います。

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次に外国語訳の問題に入り、「金閣寺」についてお話ししました。「金閣寺は17の世界遺産の構成要素の一つで、回遊式庭園がある。2階と3回は純金で覆われていて、放火により数年後に再建された」というような内容であったように思います。

(4)

その後日本語で書いた紙を渡され、「金閣寺は工事中で見ることができないので、その場合どのように対応をするか」というというような内容であったように思います。その状況について外国人試験官を旅行客だと想定し、英語で対応してくださいということでした。その答えとして、(1)境内の庭を散策(2)ポストカードで全体のイメージを見せる(3)近くに龍安寺があるので(徒歩20分)、お客様とご相談してご案内をする。そのとき枯山水の特徴など説明し、世界遺産登録がされている由緒あるお寺であることも付け加えました。

(5)

残りの時間で、外国人の試験官から「京都で食事をするなら何がお勧めか」と聞かれ、少し金閣寺から離れているのですが、南禅寺の湯豆腐を勧めました。寒いので温まることもできますし、野菜がいっぱいで健康的な食事だと付け加えました。またその他友人が舞妓や芸者の衣装を着たいと言っているが値段はいくらかわかるか」と聞かれ、はっきりした値段はわかりかねたので、すぐに調べて回答すると答え、着物の特徴などを説明しました(着物の種類や帯の形、髪形など、また着付けにはこつがいること)。最後に写真を撮ると、とてもいい思い出になるので、私も一度は着てみたいと付け加えました。


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