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2019年度
通訳ガイド(全国通訳案内士)2次試験レポート

受講生9

(1)試験会場到着から試験室入室までの手順

(昭和女子大 3時半集合)
1階の待合室で3時半まで待機。時間になったら6階に誘導され、受付。
その後、階段を降りて直前控え室に移動。1分前にそれぞれの部屋の前に移動して
日本人面接官がドアを開けてくれて、「come in!」の合図で入室。

(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

外国人40~50代男性(欧米系)、日本人女性 30代ぐらい

(3) 自己紹介等のイントロのやり取り

名前、誕生日(生まれ年も)、最近住んでいる場所をまとめて質問され、答えるように言われた。

(4) プレゼンテーションの3つのトピック

「ビアガーデン、分煙、国定公園」

(5) ご自身の選択したトピック

「ビアガーデン」

(6) ご自身のプレゼンテーションの再現

日本の夏は暑くて、湿気が多いのでビアガーデンは人気。
公園やデパートの屋上にある。オープンエア。
ビールやスナックが楽しめる。ビールは大きなジョッキで飲める。
とくに枝豆はおいしくてヘルシー。
外国人観光客に人気の高尾山のビアガーデンはおすすめ。

(7) Q&Aのやり取りの再現

日本の各地にローカルビールがあるがどのようなものか。
アサヒ、キリン、サッポロなどいろんなメーカーがあるが、どれがおすすめなのか。

(8) 英訳の日本文

日本語のアナウンスしかないことが多いが
地震や自然災害が起こった時に、日本語を理解できない外国人はいつ交通機関が動くのか、など不安に思うことが多い・・・というような内容だったと思います。

(10) situationの内容

地震が起きて、新幹線が止まってしまって日本語のアナウンスが流れた。いつ動き出すかは未定。個人の旅行客。どのようにお客様に伝えるか。

(11) 試験官とのrole play応答内容の再現

試験官は迫真の演技でした。次のようなことを次々に聞かれました。
*怖かった。どうなっているのか。
*このままここにいていいのか。
*京都に行くのをとても楽しみにしているけど大丈夫か。
*このあと、また地震が起きる心配はないのか。東北のようなのは怖い。

(13) 終了後、退出してから解散までの手順

控え室に戻り、しばらく待機して、1階までエレベーターで行き、解散。

(14) 全体を通しての感想、その他メッセージなんでも

試験官は二人ともフレンドリーだったが、外国人試験官は早口で、たたみかけるように話してくるので、地ビールの話は最初何を聞かれているのか飲み込めず、ことばに詰まってしまった。
プレゼンは頼みの文化・風習関連がひとつもなくて、面くらいました。
英訳は構文がうまく組み立てられなかった。
前半はあっさりしていて、最後のロールプレーにかける時間が長く感じられました。
反省点ばかりが思い浮かぶ10分でした。知識よりも、基本的な英語力、対応力を求められているような気がしました。

ただ、CELの面接で教えていただいた最初と最後のあいさつではとてもいい雰囲気で盛り上がり、その点だけは良かったのではないかと思います。ビアガーデンの話でジェスチャーを交えることができたのも、曽根先生のご指導のおかげかと思います。
(冒頭、5時過ぎで外が真っ暗だったので[Good afternoon or Good evening?]のような挨拶をしたら、「もう真っ暗だから、Good eveningだ。君にとっても僕たちにとっても本当に長い1日だね」のようなことを言われ、3人で和やかな雰囲気になりました。)

 

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