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2019年度
通訳ガイド(全国通訳案内士)2次試験レポート

受講生14

(1)試験会場到着から試験室入室までの手順

・ 試験会場は日本大学の三軒茶屋キャンパス。試験開始時間は13時00分~で、受付開始が12:00だったのですが、土地勘が然程ある訳でもなく初めての訪問なので、早めの到着を心がけ、結果的に11:00には会場着。
・ 一階のフロアーは待合いの半円形の組み合わせのソファー部分からなるスペースと四人掛けのテーブルの食堂風の広大なスペースからなっていたが、係員曰く後者は利用不可との事で、ソファーで待機(一次試験会場:巣鴨の大正大学 に比べて可成り不親切と感じた)。しかも「12:55分まで此所で待機」との誤情報を係員から聞かされ“二時間”もと思ったが、実際には12:00には受付手続きの為エレベーターで12:00受付開始組全員が5Fに移動。手続き終了後に同フロアの大教室に移りそこで待機。この時に首から提げる番号札を渡され、その後はその札番号で受験生を把握する形に移行。番号順の席に着席。
・ 部屋の中での注意事項では「携帯電話のswitch off・違反の場合は即受験資格失効」との指示が印象的。情報漏洩に対する対策は徹底していると感じました。飴も含め口に入る物は禁止で蓋付きの飲料のみ可でした。
・ 本番の面接室に呼び出す直前の待機部屋(面接部屋と同フロアの4F)に移動。この移動の呼び出しの順番は意図的に番号札の若い順にしない様に“配慮”されていました。(都合2回に亘り“受験者の何らかの意図が生きない様”順番がシャッフルされている事になります)
・ 13:15開始組の一人として13:10に面接室入口の横にある椅子迄導かれる。
・ 13:15丁度に面接室のドアが開き、女性の日本人試験官に入室を促される。

(2)試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

Nは50才代位の白人男性。カジュアルな格好だが学者風か。JはNより若干若い(?) 女性。共に受ける感じは良かった。Nの国籍は当方のヒアリング力では明確には判別出来ませんでした。(但し、良い訳がましくなりますが、やや小さめの声で聞き取り辛かったという事もあります。)Jの方はてきぱきした感じで実務家との印象を受けました。

(3) 自己紹介等のイントロのやり取り

Nからは生年月日のみの質問で(であったとの了解)回答したが、追加で現住所を聞かれたので付け加えました。(いろいろ準備していたが意外にあっさりでした)。

(4) プレゼンテーションの3つのトピック

トピックは「千羽鶴」「テレワーク」もう一つは長めの題で記憶から消えてしまいました。(駅まで帰り道一緒した受験同時間帯の受験生も何故か思い出せなかった)

(5) ご自身の選択したトピック

「千羽鶴」を選択(2017年の過去問でもありましたので選んだ次第)

(6) ご自身のプレゼンテーションの再現

CELの解答例の四つ構成を概略頭に入れていたつもりでしたが、最後の千羽鶴が折り紙である事を説明するパートを言い切れませんでした。又、被爆者で白血病の犠牲となられた「佐々木貞子」さんの名前が咄嗟に出ませんでした。

(7) Q&Aのやり取りの再現

千羽鶴は病人だけにしか贈られないのかとの質問があったので、病気だけではなく世界平和を求める人たちか等も贈られると答えました。白血病の人が何故千羽鶴で助からなかったのか/何らかの文献なり由来があるのかとの質問(であったと了解)に対しては、迷信の一種(SUPERSTITIONを使用)と説明し、文献はないが神道由来ではないかも知れぬと答えました。(真偽は別として沈黙は避けた形)」

(8) 英訳の日本文

日本の紅葉に対する英訳の日本文。「明確な四季」他、その魅力の説明が中心でした。(詳細な記憶がやや曖昧で申し訳ありません)

(11) 試験官とのrole play応答内容の再現

「団体旅行客の一人が、日光の紅葉がピークを過ぎているにも拘わらず、離団しても見たいと言っている。但し 団体行動で単独行動は難しいとの制約条件付き」
・ 東京への帰路、東武線沿線沿いで種々の多様な紅葉(常緑広葉樹、針葉樹、落葉樹等の表現も入れ)も楽しめるのでそれでは如何かと提案した処、日光に留まるのはダメなのかと促されたので、「日光東照宮」の説明を手短に行いました。(徳川家康の霊廟、5千の彫刻等)納得して戴いた模様(と期待)

(13) 終了後、退出してから解散までの手順

2F (3F?) の大部屋で当初の説明書き通り14:15の解散迄待機する形。但し14:00終了 組が部屋に入ってきた時点の14:00過ぎに、部屋の待機者全員の名札を回収の上、一階出口まで団体で導かれる形で移動し解散。

(14) 全体を通しての感想、その他メッセージなんでも!

予め多少は準備出来ていた題が偶々選択肢に有ったにも拘わらず、言いたい事の半分も言えず、「ああ言えた」「こう言うべきだった」後悔と反省の嵐で、本番はほんの10分程度でしたが、終了後は一気に力が抜けてぐったりでした。此が自分の実力と言う 事かも知れません。結果は神頼みですが、改めて力不足を感じた次第です。

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