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2019年度
通訳ガイド(全国通訳案内士)2次試験レポート

受講生19

(1)試験会場到着から試験室入室までの手順

1. 最寄駅~受付まで

・試験会場は、東急田園都市線「三軒茶屋駅」から徒歩10分弱の昭和女子大学でした。

・万が一を考慮して8時頃に受付場所の8号館に向かったところ、既に数名の受験者がおり、1階のティーラウンジで呼び出しがあるまで、待機するように指示されました。

・受付開始時間の9時5分前に担当者から、「受付場所に案内する」との指示があり、同ビルの6階へエスカレーターに10名ほどが乗り、向かいました。

・6階に着くと、机が1列に2つ並んでおり、数名の女性担当者が座っていましたが、受付箇所は1箇所でした。1列に並べとの指示に従い、数分待って受付を済ませました。受付では、受験票、合格通知書、身分証明書(運転免許証)を提示し、名前を呼ばれ、チェック終了後に首から掛けるタイプの番号札を渡されました。

2. 第1待機場所~面接直前まで

・受付場所の横に階段教室への入口があり、自分の番号札に書かれてある番号が貼ってある席に着くように指示されました。番号は4-(1)でした。その後、番号の意味が「4番目の面接室の面接順位1番目」ということが判りました。その階段教室には、最終的に50人以上の受験者がいたように感じました。

・階段教室は面接までの第1待機場所であり、そこでは呼び出しがあるまで待機するように指示され、通信機能の有無に関わらず電子機器の使用は一切禁止、また、飲食についても、蓋付きの容器を用いる飲料以外は全て禁止でした。また、トイレの使用に関しても、挙手の上、担当者を先頭に1列縦隊でトイレに向かうという、厳格なものでした。

・面接開始時間10時の15分前に、担当者から番号札の番号1-(1)から6-(1)、1-(2)から6-(2)の計12名が呼び出されました。呼び出された(私も含め)12名は、トイレに行く時と同様、担当者を先頭に1列縦隊で、第1待機場所がある6階から、1階下の5階にある第2待機場所へ移動しました。

・第2待機場所で、面接時間直前まで待ち、面接開始時間10時直前の9時55分頃に番号札1-(1)から6-(1)の6人が呼び出されました。担当者に案内され第2待機場所を出ると、すぐ側に面接室があり、面接室の扉の横に椅子が2つ並んでおり、そのひとつに座って、呼び出しまで待つようにと指示されました。

(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

面接室の前で待機していると、女性の担当者(40代中盤ぐらい)から「Please, come in」との入室許可があり、「Good morning」の挨拶の下、元気良く入室しました。 面接官の前に椅子が3つ並べてあり、その1つに荷物を置くように促されました。面接官は、60代後半から70代とおぼしき、穏やかそうなネイティブ、面接官未経験と感じられる、手順を確認しながら進行を進めていた日本人女性でした。

(3) 自己紹介等のイントロのやり取り

荷物を置くと、「名前、生年月日、住んでいる場所」を聞かれ、答えると、2人ともそれに対しての質問はなく、次の手順を確認している様子でした。私がトップスタートでもあり、終始手順を確認しながらの面接だったと思います。

(4)(5)プレゼンテーションの3つのトピック、ご自身の選択したトピック

プレゼンテーションのお題が3つ書いてある(万葉集、まんじゅう、ラッシュアワー)紙を渡され、「30秒間、どれを選ぶか考えて下さい。」との指示を日本語で言われ、どのお題も事前知識が無かったので、直前まで悩みましたが、万葉集にしました。

(6) ご自身のプレゼンテーションの再現

私のプレゼンは、万葉集はポエムを収集した最古のものであり、日本人にとっても、日本文学にとっても非常に貴重なものである等の一般論でしか、説明出来ませんでした。それに対する質問は、「学校でも教えているのか?」に対し、私は「一部分しか学校では教えていない。もっと教えるべき」と答えました。また、一般の本屋では売られているか?」との質問には、「一般的には売られていない。」と答えました。最後の貴方が好きな一節があるかと問われ、残念ながら知らないです。と本当に残念な回答になってしまいました。

(8) 英訳の日本文

通訳パートについては、箱根についてでした。「箱根は近年、温泉やその他の名所で、日本人だけではなく、外国人にも人気がある。東京からもアクセスが良く、多くの観光客が訪れている。」まだ続くのですが、ハッキリと記憶していません。英文が正しかったかは、全く自信はありませんが、7割程度は訳せたと思います。

(10) situationの内容

シチュエーションについては、「日帰りで箱根に行きたいが、何かいいプランを勧めて欲しい」私は、小田急線を利用して行くのが便利で、コスト的にもリーズナブルと説明し、地獄谷に行ったらどうかと勧めました。

(13) 終了後、退出してから解散までの手順

10分程度の面接が終了すると、今度は小学校の教室ぐらいの広さの「帰宅までの待機場所」に案内され、やはり自分の番号が添付された場所に1-(1)から6-(1)の6人が座らされました。そこで、1-(6)から6-(6)の6名が修了するまで待たされました。結局、11時15分頃まで待機して、ようやく帰路につきました。

(14) 全体を通しての感想、その他メッセージなんでも!

ネイティブの人も、日本人の面接官も優しい雰囲気だったので、落ち着いて面接を受ける事が出来ました。私はCELの面接実習を3回受講しただけでしたが、そのお陰で英会話以外の部分は成功したと思っています。

 

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