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2019年度
通訳ガイド(全国通訳案内士)2次試験レポート

受講生27

(1)試験会場到着から試験室入室までの手順

(昭和女子大)14:00~面接、受付13:00~13:25

●受付後、16-(1)のネックストラップを首にかける。
面接室16の(1)番目の意味です。1時間(1)~(4)まで。19組までありました。

●全体待合室にて待機(席指定)
・すべての電子機器の電源オフ(通信機能のないもの含む)
・トイレは手を挙げ、係員同行
・水筒やペットボトルなどの飲み物のみ可(ガムや飴はNG)
・受験者同士の会話禁止
・参考書類は見て良い

●各階待合室での待機(席指定)
全体説明の後、各階待合室に列を組んで移動の上、自分の番まで待機
(各階待合室での条件は、全体待合室と同じ)

●面接室前、廊下の椅子で待機
待機する間もなくすぐに呼ばれました。日本人面接官がPlease come in.と招き入れてくれました。とても感じが良くこの瞬間に緊張感が激減。

(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

J:40~50代の女性。先生風、雰囲気は快活で優しい。
N:40.50代男性。背の高いスリムな紳士。分かりやすい英語。やさしく穏やかで明るくて協力的。

(3) 自己紹介等のイントロのやり取り

外国人面接官から「荷物を右の椅子に置き、真ん中に座るよう」英語で指示。
Thank you.  と返し、真ん中に座る。
左の椅子に、バインダー付きの紙と鉛筆あり
日本人面接官より、日本語で「ご自分のお名前、生年月日、いま現在住んでいる場所を、英語で話してください」と一息で指示。
NameがなぜかNationに聞こえて「?」と思いながらも「Japan!」と元気に答えてしまい、面接官も?な表情に。あわてて、問われたとおりに答えました。
日本人面接官より、日本語で「今からプレゼンの紙を渡します。30秒後に2分間のプレゼンを始めてください」と指示。プレゼンの紙は、外国人面接官が手渡してくれました。

(4) プレゼンテーションの3つのトピック

・里山
・金沢
・B級グルメ

(5) ご自身の選択したトピック

・金沢

二つは残り二次対策本で何度かやっていましたが、金沢は模擬面接の通訳で人前で話した経験あり、とそれだけの理由で選択。金沢に行った経験なし。

(6) ご自身のプレゼンテーションの再現

北陸新幹線の開通以来金沢を訪れる観光客が増えています・・・と咄嗟に浮かんだ例文から始めてしまい、金沢の位置も東京からの所要時間等基本的なことを言わずに始めてしまいました。
駅前の「もてなしドーム」「鼓門」「兼六園」「前田家」の話をしたと思います。話の途中で二分経過。Sentenceの途中でしたがそこで止められました。

(7) Q&Aのやり取りの再現

Q.金沢市内で古い町並みを見ることができるか?
具体的な場所を知らず、駅のそばはマンションが多くバスで30分位行けばあります。と苦し紛れの回答。

(8) 英訳の日本文

日本にはお正月に食べるお節という特別な料理がある。その中には特別な意味合いのある食材が漆塗りの重箱の中に詰まっている。例えば黒豆は健康。エビは長寿。昆布巻きは喜びなど。

(9) ご自身の英訳の再現

「漆」が出てこずしばしば沈黙。飛ばしました。Symbolize も出てこず、representと言ってごまかしたり・・・比較的慣れ親しんだお題にも関わらず。緊張するとはこういうことかと実感。

(10) situationの内容

真夏にお客様からお節を食べたいとの要望があります。あなたはどのように対応しますか。

(11) 試験官とのrole play応答内容の再現

A.お節は特別なお正月の料理ですが、基本的に伝統的な日本料理なので日本食レストランに行きましょう。

Q.どこかおすすめはありますか?

A.予算にもよりますが、デパートのレストラン街が雰囲気も良くリーズナブルなのでおすすめです

Q.買うことはできますか?

A.デパ地下で買えます(ここでBasementが出てこず、BBB …と言っていたら面接官がBasement? と助けてくれました。私も思わず「That’s right ! Thank you!」

(13) 終了後、退出してから解散までの手順

「自分の荷物以外は全て置いて(ペンやメモした紙などは持ち帰らず)退出するよう」、日本人面接官から日本語で指示。
荷物を持ち立ち上がり、面接官に向けてThank you! 日本語でも「ありがとうございました。」と心からのお礼を伝え、出口に向かう。 
出口ドアで、「Have a nice day.」と一礼して退出。

●その階の踊り場で、(1)の回の全員が集まるまで、椅子に座って待機
●全員、揃ったところで、終了者全体待合室に移動
●14:00~15:00の回((1)~(4))の全員が揃うまで、待機
●15時10分頃、解散。係員の指示に従い、順番に退室

(14) 全体を通しての感想、その他メッセージなんでも!

出来はさておき、面接官の優しい雰囲気のおかげで、とても楽しい面接でした。本番で初めて「暗記じゃないCommunicationです。」と言われたことの意味を実感しました。楽しくて終始笑顔だったと思います。面接員、問題、順番全て良しで、運が良かった。無いのは実力だけでした。
今回、通訳案内士試験初挑戦でした。試験勉強自体はとても楽しかったのですが、本番10日前に受けた模擬面接がかなりひどい出来で勉強の仕方自体に迷いが出てそこから迷走しました。本番棄権も考え かなりメンタルやられていたと思います。アドバイスとしては模擬試験を早いうちから回数受けることだと思います。私は合格発表が出てからの3回のみでしたが、その度Try&Errorを繰り返したので、もっと早めに始めるべきだったと思いました。

 

 

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