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2020年度
通訳ガイド(全国通訳案内士)2次試験レポート

受講生6

(1) 試験会場到着から試験室入室までの手順

成蹊大学8号館(12月13日:受付時間13時00分~13時25分)
12:30 会場到着
・約30分前に到着。昨年の昭和女子大学と違い、受付時間まで外で待つように指示。そこまで寒い時間帯でなかったので、助かりましたが、これが雨やとても寒ければ相当デメリットに。
13:00 会場入り
・係員の誘導に従って、2階の受付までソーシャルディスタンスを保って階段に並ぶ。
・受付では、「受験票、筆記試験通知票、身分証明書」を提示し、面接室番号と順番が記載されたネックストラップとマウスシールドを受領する。
・マウスシールドは、自分が買ったアマゾンで最安値段の低品質のものでした笑
・受付後は、隣室の全体待合室に案内され、係員の誘導で指定された座席に座る。室内には複数の係員がいた。
・コロナを考慮してか、3人で座れる机に1人で座り、席も前後にならないよう配慮されていた。
・各受験者の机には、予め『受験上の注意事項』と題された1枚の文書が配付されていた。
・待機中における電子機器の使用は実質的に認められておらず、紙ベースの参考書等の使用は認められていた。
・服装は、男性はスーツの人もいればラフな服装の人もいた。女性も、セーターにシャツの人、普段着のような服装の人、スーツの人など、さまざまだった。過去受けた中で初めて着物の女性を2名見ました。
・待機中、化粧室に行きたい場合は、挙手して係員が希望者を取りまとめて連れていく。
13:30係員による全体説明・移動
・配付された『受験上の注意事項』に沿った説明が行われた後、面接室があるフロア別に指定された待機室に全員が面接室番号順、更に面接順に一列縦隊で移動。
・各階待機室での待機要領は、全体待機室内と同じ。
13:40 次の待合室に移動開始
・私は13-(3)の番号で、13教室の3番目でした。
14:25 待合室から面接室前に移動
・面接室の外に置かれた椅子に座って待つように指示を受け、
14:30
・Jがドア(引き戸)を開け、確か日本語で「どうぞ」の後「Please come in」と。

(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

A:受験生、J:日本人試験官、N:外国人試験官、
(2人ともマスクをしていたので定かではないが)
J:日本人試験官:50代くらい、はっきりとした感じの人(早口な感じがして、通訳の読み上げが早いのではと気をもんだ)
N:外国人試験官:50代くらい、、眼鏡の学者っぽい雰囲気。ヨーロッパ系か。

(3)自己紹介等のイントロのやり取り

・まず2人に向かい、“Hello, Good afternoon” と最大の笑顔と明るさで挨拶。
・試験官の正面に、長い机と椅子が3脚並べられており、外国人試験官から右側の椅子に荷物を置いて中央の椅子に座るよう促される。机の上には、バインダーとB5判の紙が数枚用意されていた。
(筆記用具を忘れた人のためか、左側の椅子には鉛筆が何本か置かれていた。)
・机が用意されていたのは初めて
・試験官との距離は、おそらく2mくらい。間に透明なアクリル板はなく、思ったより距離は近かった。
・Jより英語で「名前、生年月日、現住所」を1問ずつ聞かれた。1つずつ聞いてもらえたので、はっきりしっかり答えることができた。

(4) プレゼンテーションの3つのトピック

新しい生活様式
高野山
入湯税

(5) ご自身の選択したトピック

高野山

(6) ご自身のプレゼンテーションの再現

高野山は、世界遺産。紀伊半島、和歌山県にある。新大阪から特急で行ける。東京からは、新幹線で新大阪まで行って、乗り換える。弘法大師によって9世紀に開かれた寺。弘法大師は偉大な仏僧だった。たくさんの建築がある。希望すれば宿坊に泊まり、僧の生活が体験できる。僧が用意するベジタリアン料理の精進料理が食べられる。写経の修行ができる。写経とは、仏教の経典を移すことです。高野山の近くには、有名な神社がある(熊野三山のことを説明するつもりが、2分の合図があり)。そこでやめてthank you for listening.で終了

(7) Q&Aのやり取りの再現

寺と寺院の違いは何か。
最初少し、しどろもどろしたが、寺のメインホールには仏像があって、神社ではそのようなものが見えないこと。神社の入口には、鳥居がある。鳥居は、2本の柱と上で2本横の棒があることを説明。

(8) 通訳の日本文

日本酒は、コメと麹と水を混ぜた蒸留酒です。米のワインと呼ばれる。たくさんのブランドが日本中にある。日本酒は冷たく温かくしても飲める和食レストランや居酒屋で飲まれる。最近は洋食と合わせて飲むことが進められている。

(9) ご自身の英語訳の再現

Nihonshu or Japanese sake is fermented alcohol beverage made from rice, molt and water. It is called rice wine. You can drink Nihonshu cold or warm. There are many brands throughout Japan. People can drink Japanese Sake in Japanese restaurant and Izakaya or Japanese pub restaurant. Recently drinking Japanese sake with western cuisine are promoted.

(10) situationの内容 

酒蔵を体験した旅行客が、購入した酒が買ったはずのものと違っていて、ホテルで飲もうとしたのにちがっていてとても残念がっている。あなたはどう対応しますか
<条件>客は60代で、酒蔵で試飲も楽しんだ。

(11) 試験官とのrole play応答内容の再現

あなたの失望はほんとに理解ししている。もちろんすぐ私は酒蔵に連絡します。でもその酒もおいしいはずだから飲んでみるのはどうですか?
試験官:いやだ。もう試飲している(的なことを言ったか?)
わかりました。まず酒蔵に変更を依頼するとともに。その酒蔵の酒は東京でも売っているはずなので、私が東京で売っている場所を探します。

(12) 追加のQ&A(もしあれば)

11で書いたことをとにかく一生懸命伝えた。OKで終了

(13) 終了後、退出してから解散までの手順

同じ番号の人が集まるのを待って、最後の待合室に移動。アンケートがあった(デジタル化をどう思うか等。アンケートを書いたのは過去で初めて)

(14) 全体を通しての感想など

・今日時点で、自分が持っている力を出し切ったが、高野山はそこまで調べていなかったので、行き方など少し違った部分があって、今更落ち込んでいる。
・通訳は、実力レベルではできたように思う。
・シチュエーションは、しどろもどろの部分もあったが、精いっぱいの誠意は伝えた。
・CELの模擬面接レベルではやったと思いますが、これでだめなら、CELの評価基準は甘いと思います笑
・外国人のマークシートが見えました。濃い色の部分が合格基準なんですかね。私が見えた範囲での評価は、その濃い枠の左右に2つずつにマークされてました。ギリギリ、日本人試験官の採点で合否が分かれる感じでしょうか。マークシートの構成についてご存じならぜひ教えてください。

 

 

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