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2020年度
通訳ガイド(全国通訳案内士)2次試験レポート

受講生11

(1) 試験会場到着から試験室入室までの手順

試験会場:成蹊大学(14:00~)

受付を済ませた後、マウスシールドと部屋番号および入室番号が記載されたストラップ付の札を渡されました。案内された場所に着席後、マウスシールドと札を着用しました。入室は1部屋あたり4人でした。試験開始15分くらい前に別の待合室に案内されました。その後、入室番号順に受験者が呼ばれ、試験室前に移動しました。

(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

J:50代くらいの男性
N:20代くらいのフィリピンもしくはインド人らしき男性

(3)自己紹介等のイントロのやり取り

日本人試験官が、荷物を置いて着席する指示と氏名・生年月日・居住地を英語で質問。それ以外の流れの指示は日本語で行われました。

(4) プレゼンテーションの3つのトピック

新しい生活様式(新しい日常)/高野山/入湯税

(5) ご自身の選択したトピック

新しい生活様式

(6) ご自身のプレゼンテーションの再現

事前に150くらいのトピックをインプットしていましたが、残念ながら含まれていませんでした。とにかく沈黙はNGですから、何も話せることがなかったらと思い、4つのテンプレートをインプットしていました。その中の文化に関連する内容を話しました。
First of all, let me say, (このあと文化に関するテンプレート). Well, let me get to the point.
このあと、トピックに近い内容をしどろもどろに話したら、2分が経過してしまいました。日本人試験官の表情は少し変わったように感じましたが。外国人試験官は「ふんふん」とうなずいているような感じでした。

(7) Q&Aのやり取りの再現

N:新しい生活になって変わったことは?
A:マスクの着用、手洗い、うがいが以前より頻繁に行いました。

(8) 通訳の日本文

(正確ではありませんが、下記のような内容です)
日本酒は米、水、米麹からつくられた醸造酒です。日本酒には甘口と辛口があり、熱燗でも常温でも楽しめます。ある人は、日本酒は米のワインだといっています。(このあたりは聞き取れませんでした)日本各地に地酒があります。多くの人が居酒屋のような店で日本酒を飲みますが、最近では、洋食に日本酒を合わせることもあり、いろいろ見直されています。

(9) ご自身の英語訳の再現

しどろもどろで、下記のような英文を。
Sake is a fermented alcoholic drink made from rice, water, and the microbe called Kome-koji.
Sake has various types such as sweet type and bitter type. (dry をbitterと言ってしまいました)
Some people say sake is rice wine.
There is local sake nationwide.
Many people drink sake at casual drinking establishments such as izakaya.
ここで、時間終了です。

(10) situationの内容 

酒蔵で酒を購入したお客様が、東京に戻って品物が違っていることに気づきました。あなたはどう対応しますか。
<条件>
60代の男性で、酒蔵で試飲をして酒を購入しました。

(11) 試験官とのrole play応答内容の再現

A:(酒蔵に電話して返品対応と言おうとしたのですが、いい表現が浮かばず少し沈黙。とりあえず)それをうかがって、残念です。しかし、この酒もとてもおいしいかもしれません。
N:おすすめのお酒はありますか?
A:(ビールと酎ハイしか飲まない私は、正直、日本酒の銘柄までは分からず、また少し沈黙。仕方なく)甘酒はご存じですか?
N:知りません。
A:ノンアルコールの酒で、とても健康に良いです。
ここで終了です。

(12) 追加のQ&A(もしあれば)

特にありません。

(13) 終了後、退出してから解散までの手順

退室後、待機室に移動しました。指定された場所には、受験者アンケートのハガキが置いてありました。

(14) 全体を通しての感想など

模擬面接に参加したいと思いましたが、正直インプットしたトピックの数も少なく、それ以前のレベルだな、と思い。参加を見送りました。今回はとにかく沈黙だけは避けたいということで必死の2次試験だったと思います。結果はどうなるかわかりませんが(自信はありませんが)、来年も挑戦となった場合は、模擬面接に参加しようと思っています。

 

 

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