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2020年度
通訳ガイド(全国通訳案内士)2次試験レポート

受講生15

(1) 試験会場到着から試験室入室までの手順

成蹊大学 13:00~
12:00より受付開始。1階で受付後、2階の待合室に移動。面接室番号と順番を振り当てられ、番号が記されたストラップを渡される。
(部屋1~17、順番1~4)整列して着席、その後面接前控室?に同じ部屋の4名全員で移動、自分の順番直前に、面接室前の廊下に移動、椅子で待つ。
(J)がドアを開け、入室を促される。

(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

N:40代位、北米系、男性 J:30代後半~40代前半、女性

(3)自己紹介等のイントロのやり取り

名前、生年月日、現住所について

(4) プレゼンテーションの3つのトピック

百人一首、梅雨、みんなのトイレ

(5) ご自身の選択したトピック

梅雨(前日の個人レッスンで指導していただいたテーマでしたので)

(6) ご自身のプレゼンテーションの再現

梅雨は、日本のRainy Seasonです。5月末頃から7月まで、南西部の沖縄県から始まって、本州最北端の青森まで。北海道には梅雨はありません。雨が沢山ふりますが、その雨は日本にとってとても大切なものです。なぜなら、日本の文化は米に支えられていて、お米を育てるのに雨はとても重要だからです。
私は梅雨の季節が好きです。雨の中できれいな花があります。よくアジサイを見に鎌倉に行きますが、梅雨のころは比較的人も少なく(桜や紅葉のシーズンに比べて)オススメです。ここ吉祥寺と渋谷をつなぐ井の頭線の窓からも、たくさんのアジサイが見えますから、体験してみてください。(概ねこのような内容を話しました)

(7) Q&Aのやり取りの再現

Q鎌倉の石段は雨で滑りませんか?
Aよく手入れされているので、気を付けて歩けば問題ありません。でも、気を付けてくださいね。
Q雨がふったらお寺で傘をかりられますか?
Aお寺によりますが、急に大雨が降ったりしたら貸してくれると思います。

(8) 通訳の日本文

訪日外国人が増えて、現金以外の支払い方法のニーズが高まっている。クレジットカード、電子マネー、スマートフォン決済などが使えるところはまだ多くなく、訪日外国人は不便に感じている。このような支払い方法を普及させることが求められている。これは地方も同様である。

(9) ご自身の英語訳の再現

忘れました。

(10) situationの内容 

お客様の夫婦は、スマホで決済できると思い現金を持って来なかったため、買い物ができず、困っています。あなたはどう対応しますか?(ガイドは、お客様にとても信頼されているようです)

(11) 試験官とのrole play応答内容の再現

A:ご不便をかけて申し訳ありません。日本ではキャッシュレス決裁システムが十分普及していなくて、現金しか使えないお店もあるんです。差支えなければ、私が一旦立て替えますので、後で精算しましょうか?
N:それは親切にありがとう。とても助かります。“That’s make sense!Thank you for a good solution!” ともおっしゃっていました

(12) 追加のQ&A(もしあれば)

N:日本は、キャッシュレスはまだ広まっていないの?
A:広まりつつありますが、現金を使いたがる人が多いです。特に年配の人。でも、オリンピック目指して急速に広まってきました。まもなく一般的になると思います。
N:2~3年以内に?
A:はい、そう思っています。
N:あなたは現金で買い物するの?
A:いいえ、コンビニ等でよくスマートフォンを使います。お財布持たなくていいし便利です。

(13) 終了後、退出してから解散までの手順

試験官2名にお礼を言って退出、係員に誘導され1階の控室へ。他の面接室の人も一緒で、最初に集まった全員が戻って、発表・アンケートについて説明(手続きの電子化や、on-line試験導入についてのアンケートでした)ストラップを返却し解散。当初の予定14:15より少し早い14:10頃でした。

(14) 全体を通しての感想など

試験室は、今回受験者の前にも机があり、B5サイズ位の紙数枚が置かれていました。
面接官との距離は2m程度だったかと思います。N・Jともとても柔らかい物腰で、落ち着いて臨むことができました。プレゼンで、前日指導していただいたテーマを選べたのは、とてもラッキーでした。通訳は、あまり準備をしていなかった分野で、途中で崩壊してしまいましたが、その後のシチュエーションと質疑で少しは挽回できたのではないかと思います。(思いたいです)先生方の叱咤激励、スタッフのみなさまの温かいサポートに感謝いたします。思い返すと、「もっと出来たのに」と思うところは多々ありますが、おかげさまで今できることは出せたと感じています。
ありがとうございました。

 

 

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