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2020年度
通訳ガイド(全国通訳案内士)2次試験レポート

受講生23

(1) 試験会場到着から試験室入室までの手順

13時から‬の試験

(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

外国人面接官は英国人で40代後半の男性、日本人は50代後半の女性

(3)自己紹介等のイントロのやり取り

女性面接官から名前、生年月日、住所を聞かれました。それ以外はなし。

(4) プレゼンテーションの3つのトピック

一期一会、熊野古道、ラーメン

(5) ご自身の選択したトピック

一期一会

(6) ご自身のプレゼンテーションの再現

一期一会は一生に一度きりの出会いという意味で、茶道のプリンシパルとなっている。よく知っている間柄であっても、茶室では人生で1度きりの出会いのつもりで相対する、というような説明をし、ホストとゲストがお互いを尊重して行われる茶道の所作等説明しました。

(7) Q&Aのやり取りの再現

外国人面接官:あなたは茶道を行ったことがあるのか?
私:あります。学生時代に習ったことがあります。
外国人面接官:茶道は今でも習う人が多いのか?
私:少し前まではほとんどの女性が習っていた。今はそれほどでないが、それでも多くの流派があり、女性だけではなく、男性も習う人がいる。

(8) 通訳の日本文

神社に参拝する際には、手水舎で手をあらいます。手洗いの大切さは小学校でも教えられます。手洗いは昨今の感染症の予防に有効です。

(9) ご自身の英語訳の再現

When you visit a shrine, you find a waterbasin. You wash your hands for purification there. Children learn the importance of washing hands at elementary schools. Washing hands is an effective way to prevent you from infecting diseases these days.

(10) situationの内容 

日本のショッピング施設で手を洗った後に使うペーパータオルや乾燥機がないので、困った。

(11) 試験官とのrole play応答内容の再現

私:あなたが行った施設では、水で手を洗った後、手を拭いたり乾かすものを置いてなかったのですか?
外国人面接官:そうなんです。自分の国では置いてあるのに、日本にはないので、手が濡れたままで困っている。
私:そうなんですね。日本ではこの時勢、手を拭いたり乾かしたりするものはほとんどの施設が置いているのですが、それは運が悪かったですね。よかったら、私がハンドタオルを持っているので貸しましょう。
外国人面接官:あなたはいつもハンドタオルを持っているのですか?
私:ハンドタオルはいつも持っているわけではないけど、手を拭くハンカチはいつも持っています。(ハンカチを見せる)
外国人面接官:日本人はみんなハンカチを携帯しているのですか?
私:日本人のほとんどの人は、手を拭くものを持ち歩いていると思います。
外国人面接官:手を拭くものはどこでも買えるのですか?
私:どこでも安く買えます。ドラッグストアはどこにでもあります。

(12) 追加のQ&A(もしあれば)

特になし。日本人面接官からの質問は全くなかった。

(13) 終了後、退出してから解散までの手順

試験室から別室で同じグループの全員が揃うまで待機。全員揃ったことを確認後、試験の合格発表日とアンケートの提出の説明を受けて解散。エレベーターまで試験担当者が同行。

(14) 全体を通しての感想など

通訳案内士に求められる内容について具体的に問われる形式となっており、通訳ガイドの適性をより把握できる試験となっていると思いました。

 

 

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