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2020年度
通訳ガイド(全国通訳案内士)2次試験レポート

受講生24

(1) 試験会場到着から試験室入室までの手順

14:30受付開始まで建物内に入れなかったので、皆さん外の寒空で待った。
15:30の回では、合計17組×4人ずつが成蹊大学8号館会場だった。

(2) 試験官の性別、推定年齢、(外国人面接官はアクセントから判断して)国籍

外国人:男性・イギリス人60代 日本人:女性50代

(3)自己紹介等のイントロのやり取り

氏名・生年月日・住んでいる市

(4) プレゼンテーションの3つのトピック

敷金・礼金、リモート飲み会・(刺身の)つま

(5) ご自身の選択したトピック

(刺身の)つま

(6) ご自身のプレゼンテーションの再現

つまの定義と種類、刺身と良く合う付け合わせ、栄養バランス・味覚

(7) Q&Aのやり取りの再現

材料について、つまの型の工夫(ここで装飾的なつまを答えた。)
つまはサラダみたいですね。ぼくは刺身よりつまの方が好きなんだ。

(8) 通訳の日本文

日本刀は日本の伝統的工芸品(武器?)です。職人が技術を駆使して作ります。江戸時代までは刀は侍のシンボルでした。今はその美術性が注目され、いくつかは有形文化財になっています。日本刀は国内外で人気です。

(9) ご自身の英語訳の再現

省略(大体できました)

(10) situationの内容 

外国人観光客が日本刀を気に入って自国に持ち帰りたいとのこと、あなたならどうしますか。
条件:外国人観光客は1人で個人旅行です。

(11) 試験官とのrole play応答内容の再現

持ち帰りたいのですね/はい。/確かに日本刀は美しいですよね、お気持ちはわかります。/本当に持ち帰れるのか。/はい、日本刀は武器ではなく美術品とされているので大丈夫です。が、事前に手続が必要です。出入国審査官に手続が必要と思うので、調べさせて下さい。/どうやって持ち帰るのか。/ちゃんと箱に入れて、開けてはだめで、飛行機の後ろに乗せなくてはいけません。/持ち帰れるならよかった。/でも、偽物の刀だったらどうしよう?/刀剣商は登録証がないと刀を売買できないのでそれがあれば大丈夫です。/刀はいくらするのか。/高価なものだと100万円以上はするが、手頃なものなら10万円程度からだと思います。/わかった。

(12) 追加のQ&A(もしあれば)

なし

(13) 終了後、退出してから解散までの手順

全体が終わるまで待機。アンケート(リモートの試験形態に関するもの)が今回はあり、その他自由欄にたくさん意見を書きました。(外国人観光客に関心のない意味不明なトピックばかり出さないで、歴史や日本文化の王道のトピックを出してください。いったい観光庁の通訳案内士の目指すものは何なんですか。等々)

(14) 全体を通しての感想など

最近トピックが一般常識分野に偏りすぎている。敷金返金、リモート飲み会、新しい生活様式、マイナンバー等々外国人観光客の関心があるとは到底思えない。歌舞伎、相撲、浮世絵、盆栽、伝統工芸品、日本のよき観光地等々を深く勉強してきた甲斐がない。これでは、英語が喋れてリモート飲み会を軽く話す人が、日本文化や歴史や観光地のトリビアも知らずに通訳案内士になってしまう。観光庁は何を考えているのか?なので、今回結果によってはこの資格勉強はしてもしかたないと思わざるを得ない。

 

 

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